トイザらス・アジアが新たに発表した『Live Toyful』
2025年4月25日、トイザらス・アジアは新しいブランドプロミス『Live Toyful ~もっと、ずっと、わくわく!~』を発表しました。この新たな取り組みは、40年以上の歴史を有するトイザらス・アジアの分岐点となるもので、2年間の改革と進化の結果として現れています。
『Live Toyful』の背景と理念
「Live Toyful」は、遊びを再定義し、日常生活の中で楽しさを提供することを目的としています。トイザらス・アジアのCEOであるレオ・ツォイ氏は、このブランドの目的を「玩具販売店を超え、遊びをライフスタイルの一部として位置づける」と述べています。
この革新的な変化は、トイザらスが2024年に実施した消費者調査から得た洞察に基づいています。この調査では、Z世代を中心に、遊びがストレス解消や自己表現、社交的つながりづくりにおいて重要な役割を果たしていることが示されています。これにより、全ての年齢層にわたるお客様に対して、トイザらスは遊びによる豊かな体験を提供していく意欲を見せています。
ユニバーサルな店舗体験の提供
トイザらス・アジアでは、顧客ニーズの多様化に応じて、2年間の改革を経て、新たに7つのコンセプトストアを展開しています。これらの店舗は、没入感のあるレイアウトと体験ゾーンを備えており、来店者が遊びを通じて楽しむ空間を提供しています。
特に注目すべきは、2025年5月に深センと台湾でオープンする予定の新店舗です。これらの店舗は、 IPファンや「キダルト」と呼ばれる子どもの心を持った大人たちに向けた魅惑的なワンダーランドを提供します。
ライフスタイル商品の進化
遊びを日常にいかに融合させるかというテーマのもと、トイザらスはプライベートブランド「playpop(プレイポップ)」を立ち上げました。このブランドは、従来の玩具にとどまらず、日常生活の中で楽しみを生むようなデザインのライフスタイル商品を展開しています。
また、同社は世界的に人気のブランドと連携して、ワクワクする体験を提供しています。具体的には、人気ゲーム「マインクラフト」とのタイアップを通じて、関連商品や映画「マインクラフト/ザ・ムービー」にまつわるアイテムを販売します。さらには、購入者にはゲーム内で使用可能な限定アイテムをダウンロードできる特典も提供する予定です。
コレクションの楽しみ
加えて、トイザらス・アジアはZuru社との提携により、キャラクターやブランドのミニチュアフィギュアを楽しむことができる「ミニブランズ」の新シリーズを発表します。このシリーズは、無限の遊びと創造力を刺激し、来店者に新たな冒険の世界を提供します。
未来へ向かうトイザらス・アジア
『Live Toyful』を通じて、トイザらス・アジアは次世代のリテールエンターテインメントを確立しようとしています。この新しい取り組みは、単なる玩具販売を超え、遊びを通じて心豊かなライフスタイルを提案することを目的としています。これからであれば、さらなる展開や多様化への挑戦が期待され、トイザらスは常に進化し続けることでテイストを拡大していくでしょう。