阪神・淡路大震災をテーマにした舞台『明日を落としても』
兵庫県立芸術文化センターの開館20周年を記念した舞台『明日を落としても』が、来たる10月に兵庫と東京で上演されます。この作品は、阪神・淡路大震災から30年を経た今、震災とその後の復興を物語として描くことで、私たちに生きることの意味や明日を迎えることの奇跡を再認識させてくれます。
新ビジュアル発表
今回、アフタートークやバックステージツアーの情報と共に、新たなビジュアルが公開されました。新ビジュアルには、老舗旅館の社長・桐野雄介役を演じる佐藤隆太と、旅館の元アルバイトで少し無鉄砲な神崎ひかる役を演じる牧島輝の二人が登場しています。彼らの表情からは、これからの未来を見つめる強い意志が感じられ、それが作品のテーマにも通じています。
ストーリーの背景
物語は神戸の六甲山系の近くにある創業80年の旅館を舞台に展開します。社長の桐野は旅館の運営をしながら、姪の遥と共に日々の生活を送ります。そこに戻ってくるのが、過去にアルバイトをしていた神崎ひかる。彼女は17歳で、現状に不満を抱きながらも、自分の夢を見つけられずにいます。そんな彼女を桐野がボクシングを通じて支えることで、二人はそれぞれ自身と向き合いながら成長していく様子が描かれます。
クリエイターの陣容
演出は、日本を代表する演劇界の巨匠・栗山民也が手掛け、脚本は注目の劇作家・ピンク地底人3号による新作です。キャストには、実力派俳優たちが揃い、見逃せない舞台となることでしょう。
公演情報
兵庫公演
- - 日程: 2025年10月11日(土)~16日(木)
- - 場所: 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
- - チケット料金: 一般 8,500円、U-25 2,500円(全席指定)
- - アフタートーク: 佐藤隆太、牧島輝
- - バックステージツアー: 参加は事前申し込みが必要です。
東京公演
- - 日程: 2025年10月22日(水)~27日(月)
- - 場所: 東京・EX THEATER ROPPONGI
- - チケット料金: S席 10,000円、A席 8,500円、U-25 3,500円(全席指定)
結論
この舞台は、単なるエンターテインメントではなく、私たちにとっての「生きる力」を再確認し、未来への一歩を踏み出す勇気を与える作品となるでしょう。この秋、ぜひ『明日を落としても』をご覧いただき、物語の背後に隠された思いに触れてみてください。公式サイトでは、さらなる情報も随時更新されているので、お見逃しなく。