新作「時の縁にて」
2026-04-23 10:40:28

大分県立美術館が10周年記念に新作「時の縁にて」を披露

大分県立美術館が新たなインスタレーションを展示



大分県立美術館(OPAM)は、開館10周年を記念して新しい常設作品「時の縁にて – passage of time –」をアトリウムに展示することになりました。この作品は、大分の自然や人の記憶に焦点を当て、時の流れを独自に表現したインスタレーションです。

作品の概要



「時の縁にて」は、円形構造体が内部で回転することで、光と影の絶え間ない変化を生み出します。この変化は、水の流れや木々の巡り、大地に刻まれた記憶が交じりあい、観覧者に対して時間が同じ瞬間を二度と再現しないことを感じさせます。に立つことで、観覧者は自らの記憶や感情に深く向き合う体験へと導かれます。

これは、日常の生活の中で、ふと足を止めた瞬間に過去と現在が交差するというコンセプトを持っています。そして、忘れかけていた情景が鮮明に浮かび上がることで、内面的な対話を促すのです。作品は、縁側をイメージした「時間や存在が溶け合うような感覚」を空間に提供し、人と場所、人と記憶の新たな関係性の構築を目指します。

制作の背景



本作品はアーティストの穴井佑樹によって制作されました。彼は幼少期、祖父母の家の縁側で感じた「時間や存在が溶け合う感覚」を元に、この作品を創り上げました。自然の季節の変化、光の移り変わり、そして生命の息づかいを感じ取ることで、彼は日常に埋もれた時間や存在の感覚を再生させることを目指しています。

彼の根底には「自然はメディアである」という思想があり、光や空間を通じて自然のメッセージを具現化することを重視しています。この作品は美術館という公共の空間において、訪れる人々の日常に寄り添う存在になることを期待されています。これにより、訪れた人が自らの大切な瞬間を投影し思い出す契機となることが願われます。

施設情報と作品詳細



本作品の詳細は以下の通りです。
  • - 作品名:時の縁にて – passage of time –
  • - アーティスト:穴井佑樹
  • - 設置場所:大分県立美術館(OPAM)館内アトリウム
  • - 展示形式:常設展示
  • - 作品形式:回転構造を持つ光のインスタレーション(大分の自然を象徴する日田杉を使用)

大分県立美術館(OPAM)情報


  • - 住所:〒870-0036 大分市寿町2番1号
  • - 開館時間:10:00–19:00(金・土は20:00まで)
  • - 休館日:なし(臨時休館を除く)
  • - 公式URLOPAM公式サイト

アーティストプロフィール



穴井佑樹は、大分市出身のメディアアーティストです。慶應義塾大学大学院でメディアデザインを学んだ後、光や音のテクノロジーを駆使して自然の多様性を表現してきました。彼の作品は、オーストリアのArs ElectronicaやギリシャのAthens Digital Arts Festival、台湾の国立美術館など、国内外の様々なイベントで数多く展示されています。彼のウェブサイトで作品をチェックしてみてください:穴井佑樹の公式サイト


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