相撲部屋訪問で知る知られざる相撲の魅力とは!
新しいテレビの形を追求するABEMAの人気番組『推すもうさんTV』の第5回が放送され、小野寺梓さんと中本こまりさんの2人が埼玉県川口市にある湊部屋を訪問しました。相撲の魅力を知らない若いアイドルが、その舞台裏に迫るこの企画は、多くの視聴者にとって新たな発見の場となりました。
相撲部屋の歴史を知る
番組は、ふとした質問から始まりました。中本さんが湊親方に「この部屋はいつからあるのですか?」と尋ねると、親方は「昭和57年に創設された」と答えました。この言葉に2人は驚き、「すごい歴史ですね」と感嘆の声をあげます。相撲部屋の数少ない歴史を知ることで、彼女たちは相撲の世界に少しだけ近づけたようです。
次に2人は、力士たちが暮らす寝室にも足を運びました。「みんな一緒の部屋に住んでいるの?」という小野寺の疑問に対し、湊親方が「ある地位に達しない限り、一人部屋は与えられない」と説明します。この事実には驚いた表情を隠せず、横で中本さんが小野寺さんに「私たちも部屋を作ろうか?」と冗談交じりに提案。笑顔のシーンが展開されました。
相撲の厳しさと現実を体験
番組はさらに、相撲の給料についての話題へと移りました。中本さんが「太い文字にならないと給料が出ないんですよね?」と尋ねると、湊親方は「その通り」と頷きました。小野寺さんが「それなら、どうやって生活するの?」と疑問を投げかけると、豪快に「月に一回手当が出る」と回答が帰ってきました。さらに、親方が「太い文字の力士だと、月100万円くらい」と具体的な金額を明かすと、中本さんの目は大きく見開かれ、「夢があるね」と喜ぶ場面が印象的でした。
料理と生活の一端を知る
後半では、力士たちが食事を作る厨房エリアも訪れ、そこでの和やかな日常を垣間見ることができました。料理をする力士の姿や、外国からの研修生との交流も特筆すべきポイントです。このような温かいコミュニティが、厳しい稽古と共存していることに気付かされた2人は、相撲の世界の奥深さを改めて実感することになります。
番組のラストでは、2人が見学を終え、視聴者にもその感動と発見を分かち合う姿が印象的でした。相撲に全く知らなかった2人が、相撲の魅力に触れる姿はまさにこの番組のコンセプトそのものです。相撲界の伝統文化は、こうした取材を通じて次世代に伝えられることでしょう。
これからの相撲文化の発信
「推すもうさんTV」は、相撲を知らない世代に向けて、より深く相撲の魅力を掘り下げていく企画です。視聴者は、今回のように驚きと感動を感じながら、新たな文化を受け入れていくことができるでしょう。番組の放送は今後も続きますので、ぜひ次回もお楽しみに!