伝統工芸を纏う
2025-06-03 11:28:18

e-moerが伝統工芸の技を生かしたオーダースーツ専用カフスを発表

e-moerが伝える伝統工芸の魅力



株式会社e-moer(イーモア)と伝統工芸「東京銀器」の銀師である上川宗光氏がタッグを組み、オーダースーツ専門店「DAVID LAYER」のために初のオリジナルカフスボタンを制作しました。これは、日本の伝統工芸を未来に受け継ぐことを目指す同社の取り組みの一環です。

DAVID LAYERの魅力



「DAVID LAYER」は、15,000種類以上の生地や裏地、ボタンから選び抜いた素材で、完全予約制のオーダースーツを提供しています。特にその精緻な仕立てが話題になり、某著名監督の会見でも注目を集めました。このテーラーブランドは、顧客の想いや情熱を反映させた一着を提供することに専念しています。

初のカフスボタン制作



今回、上川氏は初めてカフスボタンを制作し、そのデザインにはDAVID LAYERの店内壁紙からインスピレーションを受けました。「これまでは器や盆などの美術品を製作していたが、今後は洋服のアクセサリーとしてカフスの製造に挑戦することで、銀器職人の可能性を広げていきたい」と語ります。

このカフスは、925シルバー製で、職人の手による燻し加工が施されています。これにより、素材そのものの質感を最大限に引き立てつつ、特別感を演出しています。

市場の変化に応じた戦略



最近のスーツ市場は、コロナ禍を経て消費型スーツが低迷している一方、オーダースーツは回復してきました。特に、一点物を好む顧客が増え、質の高いカフスが求められています。e-moerのJOEKRブランドは、こうしたニーズに応え、高品質な伝統工芸のカフスを提供することで、スーツユーザー層にアピールします。

このカフスは、通常の注文生産モデルとも親和性があり、e-moerはさらに多くのスーツブランドとのコラボ展開を視野に入れているとのことです。

受注会と販売情報



このカフスの購入が可能な受注会が、2025年6月7日と8日に東京・代官山のDAVID LAYER代官山店で行われます。接客はe-moerの代表である金本晃司朗氏が担当し、製品の背後にある職人の技術や歴史を直接伝えます。このイベントは完全予約制で、興味のある方は早めの申し込みをお勧めします。

商品の価格は税込53,900円となっており、現在はシルバーのみですが、今後はゴールドやプラチナの展開も計画されているとのことです。

まとめ



e-moerの取り組みは、単なるカフスボタンの製作に留まらず、伝統工芸を大切にしながら現代のビジネスシーンで満足度の高い商品を提供することを目指しています。「使うことで価値が生まれる」伝統工芸の精神に則り、今後も多く方々に愛される製品を作り出していくことに期待が寄せられています。


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