鉄道と名所を巡る特別な旅
旅が好きな芸能人たちが魅力的な観光地を訪れるBS日テレの新番組、「友近・礼二の妄想トレイン」が話題です。この番組は、視聴者も思わず真似したくなるような旅行の模様を紹介しています。特に、鉄道好きの芸人、礼二が登場するこのエピソードでは、新型特急やくもに乗車し、島根県の国宝や世界遺産を巡る旅路が描かれています。
新型やくもに乗って
旅は 岡山駅からスタートし、まず特急やくもに乗り込みます。この新型車両は、伯備線において40年ぶりの新車で、そのデザインには宍道湖の美しい夕日が反映されています。礼二にとっては「プラレールを買いました」と言わしめるほどのお気に入りの車両ですが、ここで意外な爆弾発言が!「実は、息子との間でよく衝突するんです」と告白。鉄道の“英才教育”を試みる父親の姿に、視聴者はほっこりすることでしょう。
松江城と出雲大社
最初の目的地である松江城は、その美しい形から国宝にも指定されている素晴らしいお城です。ここではお堀の遊覧船に乗り、のんびりしたひと時を過ごすことができます。礼二の妄想トークが炸裂する中、平田進也さん(“難波のカリスマ添乗員”)の話に友近も爆笑。この旅が楽しさで満ちているのは、彼らのトークの力によるところが大きいです。
次に訪れたのは、縁結びの神様として有名な出雲大社です。ここでは、“ばたでん”こと一畑電車の新車に乗って向かい、昔から続く入鋏切符を使ったユニークなお土産の紹介もされるなど、旅がどんどん面白くなっていきます。縁結びの神社ならではということで、特製の海鮮グルメも紹介され、地元の味にも舌鼓を打ったことでしょう。
世界遺産の石見銀山
旅の終着点は、世界遺産に登録されている石見銀山です。この場所はかつて16世紀から17世紀の世界経済に大きな影響を与えた銀鉱山で、歴史的な街並みが今も残り、友近が感嘆の声を上げるシーンが印象的でした。また、観光客で賑わう共同浴場では冬の幻想的な雰囲気を楽しんだり、夜の神社で魅力的な石見神楽の演技に感動したり、思い出深いひと時を過ごしました。
旅の途中、友近が神社にまつわる甘酸っぱい思い出を語る場面もあり、その内容がまた視聴者を楽しませる要素の一つとなっています。こうした小さなエピソードが重なることで、視聴者はまるで自分もその場にいるかのような感覚に浸ります。
このように、BS日テレの「友近・礼二の妄想トレイン」は、名所を訪れながら、そこにまつわる楽しさやちょっとしたハプニングを交えながら進んでいきます。毎週火曜日の9時に放送されるこの番組は、鉄道旅や観光に興味を持つ視聴者にとって必見の内容となっています。ぜひリアルに思い描くことのできる旅のひと時をお楽しみください。