YOSHIKIが2026年に再出発、クラシカル公演を発表

YOSHIKI、2026年に新たな章を始動

日本の音楽界の巨星YOSHIKIが、2026年4月に予定しているクラシカルコンサート『YOSHIKI CLASSICAL 2026 覚醒前夜ー Tokyo 3 Nights 世界への第一章』を発表しました。この発表は、12月18日にパークハイアット東京で行われた記者会見で行われ、彼の復帰に向けた強い決意が窺えました。

公演は2026年4月3日から5日までの3日間、東京ガーデンシアターにて実施される予定です。この公演は、2024年に受けた首の手術と2025年にかけてのリハビリを経て行うもので、YOSHIKIにとって非常に重要な意味を持つチャレンジとなります。記者会見では、「このクラシカルコンサートが、これからの活動を進めていく起点になります。“完全復帰”のコンサートになると思います」と、力強く語りました。

また、先月にサウジアラビアで開催された特別公演『Hegra Candlelit Classics』についても触れ、2000年以上前の歴史的な遺跡を前に音楽を演奏することで、自らの未来が明確に見えたと述べました。このサウジアラビアの公演は、YOSHIKIの人生の大きな転機であり、今後のキャリアにとって重要な要素だと考えています。

新たに発表された東京での3夜公演は、「今後、徐々に海外公演も計画していますが、まず日本から世界ツアーの第一章をスタートできることを光栄に思います」と続け、グローバルな展開を視野に入れています。

会見では、サプライズとして新曲『LARMES』の初披露も行われました。この楽曲は2026年1月23日にリリース予定であり、復帰を表明する場面での披露は注目を集めました。また、会場ではクリスマスソング『Silent Night』をピアノで演奏し、温かい雰囲気が漂いました。

YOSHIKIは自身の創作活動について、「小さい頃から美学を追求したいという気持ちが強かった。人生の中には多くの困難があったが、音楽を続けてこれたのは、ファンの支えがあったから」と語り、ファンへの感謝の気持ちを表しました。さらに、今年の漢字は「涙」であったと振り返り、来年は「驚」をテーマにした発表が続くことを示唆しました。

『YOSHIKI CLASSICAL 2026 覚醒前夜ー Tokyo 3 Nights 世界への第一章』は、X JAPANの名曲や映画音楽をピアノとストリングスの編成で披露する予定です。YOSHIKI独自のスタイルであるロックとクラシックの融合が、今後も新たな進化を遂げることでしょう。彼は最後に、「ここから新たな第一章を始めていきたい」と語り、日本での公演が未来への物語の舞台であることを強調しました。

本公演では、アリーナの特別席確約やVIP向け特典が含まれるVIPパッケージが企画されています。チケットの販売は本日から開始され、各種先行販売も予定されています。