舞台芸術を世界へ
2025-07-25 12:57:03

日本の舞台芸術を国際舞台に展開する「SOIL」の新たな挑戦

日本の舞台芸術が世界に挑む「Japan Selection by SOIL」



この度、日本の舞台芸術を国際的に展開する新たな取り組みとして、「Japan Selection by SOIL」がエディンバラ・フェスティバル・フリンジで開催されることが決まりました。このイベントは、緊急事態舞台芸術ネットワークが主催し、日本の舞台芸術を海外に紹介することを目的としています。

エディンバラ・フェスティバル・フリンジは、毎年約300万人が訪れる世界最大規模のアートフェスティバルで、3,000以上の公演が集まります。ここでの日本の芸術団体によるイベント実施は初めてとなることから、特に注目されています。

SOILの目的と活動



「SOIL」(Stage for Originality, Innovation, and Leadership)は、一部の文化庁プロジェクトの一環として、国際展開を目指す日本の舞台芸術作品を支援するために設立されました。これにより、クリエイターやプロデューサーに企画開発、マッチング、プロモーションの機会が提供されます。

2025年8月に開催されるこのイベントでは、SOILで育成されたプロデューサーやクリエイターが、海外のフェスティバルディレクターやプロデューサーに向けて、各作品の魅力や招聘の可能性をプレゼンテーションする予定です。また、ネットワーキングの機会も設けられ、新しい国際的なつながりが生まれることが期待されています。

採択作品のラインナップ



今回のイベントでは、様々な視点や表現を持つ9つの作品が選ばれました。その中には、宮崎駿のアニメを舞台化した『未来少年コナン』や、こうの史代の原作漫画をミュージカル化した『この世界の片隅に』といった話題作も含まれています。これらの作品は、日本未上演の演目も含めて多様性を持ち、それぞれが独自の魅力を持っています。

選ばれた作品は以下の通りです:
  • - 『モノノメ』(キューブ)
  • - 『太陽』(イキウメ)
  • - 『となり街の知らない踊り子』(範宙遊泳)
  • - 『EL NINJA VS. CYBORG DRAGON』(TBS)
  • - 『銀河鉄道の夜』〜インターナショナルver〜(オフィス鹿)
  • - 『ソネット』(劇団あはひ)
  • - 『未来少年コナン』(ホリプロ)
  • - 『この世界の片隅に』(東宝)
  • - 『信号の虫』(劇団あおきりみかん)

SOIL事業の未来



SOIL事業は、国際的な舞台芸術への橋渡しをすることを目指しています。帰朝報告会の開催も予定しており、参加者は国内外のフェスティバル関係者と直接交流を深めることができる貴重な機会が提供されます。これにより、日本の舞台芸術の未来がより明るく照らされることでしょう。

このように「SOIL」は新たな国際舞台への挑戦を通じて、日本の舞台芸術の可能性を広げていくことを目指しています。プログラムや詳細に関しては、公式ウェブサイトにて情報を随時更新していく予定です。日本の文化が国際的に評価される日が近づいています。


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