2025年北京音楽フェスにボカロ音楽の新星たちが集結！

音楽の祭典、北京に舞い降りるボカロの新たな星たち

2025年5月2日から4日、北京で開催される「2025年北京スーパーストロベリー・ミュージック・フェスティバル」に、日本の人気ボカロプロデューサーたちが登場することが決まり、音楽ファンの注目が集まっています。この音楽フェスは、中国最大級の音楽イベントとして知られ、これまでに49都市で161回のイベントが行われ、累計で800万人以上の観客を惹きつけてきました。

ボカロの魅力を中国に発信

今回のフェスでは、「The VOCALOID Collection」と「ニコニコ超会議」という日本のボカロ文化を代表する祭典が共演します。この特別ステージ「The VOCALOID Collection TIME」では、注目のボカロプロデューサー4名がDJパフォーマンスを行い、会場を盛り上げること間違いなしです。出演者には、中国でも人気を集めているボカロPの南ノ南、なみぐる、夏山よつぎ、そしてDJアーティストのTeddyLoidが名を連ねています。

注目のアーティストたち

- TeddyLoid

アメリカと日本を拠点に活動する音楽プロデューサー兼DJ。自身の音楽スタイルを巧みに生かし、ジャンルを超えた楽曲を作り続けている。代表作「Ado - 踊 / 唱」は、その多彩な音楽性を象徴する作品です。

- 夏山よつぎ

2018年から活動をスタートし、ジャズポップを基盤にしたボカロ作品で急成長を遂げているアーティスト。特に、楽曲『ころしちゃった!』は、YouTubeで100万回再生を突破し、彼女の名は広まりました。

- なみぐる

ずんだもんとR&Bをこよなく愛し、サックスや映像制作も手掛ける多才なクリエイター。彼の代表作「ずんだパーリナイ」では、独特な位置とスタイルを確立しています。

- 南ノ南

コミカルな楽曲を特徴とするボカロP。様々な音声合成ソフトを駆使し、個性的な音楽を届けています。特に彼の楽曲は、特徴的なキャラクター性をもったボカロのフレンドリーさが人気の秘密です。

文化の架け橋としての役割

株式会社ドワンゴが主催するこのイベントは、音楽だけでなく、日本と中国のクリエイター間の交流を深めることを目的としています。ドワンゴの「Asia Creators Cross」プログラムを通じて、より多くのクリエイターがボーダレスに活躍できるよう努めています。音楽という共通言語を用いることで、新たなネットワークが形成され、国境を越えた共同制作の場が拡大することが期待されます。