人形劇団クラルテが届ける『推し、燃ゆ』
2026年10月2日から5日まで、大阪にて人形劇団クラルテの新作『推し、燃ゆ』が上演されます。原作は第164回芥川賞受賞作品である宇佐見りんの小説。この作品は、主人公の高校生「あかり」が8歳年上のアイドル真幸を応援しがら、彼女自身の生きる力を見つける物語です。
あかりの物語
あかりは、学校や家庭での人間関係に悩む女子高生。自らの唯一の生きがいは、アイドル真幸を応援することでしたが、彼の炎上事件が彼女の生活に大きな影響を与えることとなります。このように「推し」を通じて、彼女の心の内側を描く本作では、クラルテが中高生との対話をもとに、彼らが直面する現実の問題や感情を反映させているのです。
多様な表現方法
本作品の演出を手掛ける奥洞昇氏は、あかりの物語を「わかったことにしなず」、様々な視点から描くことを重視しています。そのため、中で操る人形を3人の役者が交代で操作する新しい試みを行い、各々の声や動きが一つのキャラクターを作り上げていく様子は圧巻です。
舞台の秘密を知る企画
10月4日には「劇場の裏側、のぞきませんか」という特別企画も開催されます。普段は見ることのできない舞台裏の解説や人形の製作過程が紹介されることで、観客は演劇の新しい面を楽しむことができるでしょう。さらに、観劇後には参加者同士で本作をどのように感じたかを語り合う「『推し、燃ゆ』×『てつがく対話』」も用意しています。
期待される観客の反応
鹿児島での先行上演時には、観客から「わからないということがわかった」という感想や、人形による表現に意味を見いだされたという声が寄せられました。これからの大阪公演でも、観客それぞれが新しい視点を得る機会があることでしょう。
公演詳細
- - 日時: 2026年10月2日(金)19:00、3日(土)11:00 / 14:30、4日(日)11:00 / 14:30、5日(月)14:30(アフタートークあり)
- - 会場: 扇町ミュージアムキューブCUBE 01(大阪府大阪市北区南扇町6-26)
- - チケット: 前売り一般4,000円、25歳以下3,000円。公式サイトにて販売中。
人形劇団クラルテの『推し、燃ゆ』は、心に響く体験を提供し、多様な感情を呼び起こすことでしょう。この機会をお見逃しなく、ぜひ観劇をお楽しみください。