K2 Picturesの映画ファンド
2025-12-05 17:57:28

K2 Pictures、映画製作ファンドのファイナルクローズを2026年に設定

K2 Picturesの映画製作ファンド、2026年への新たな挑戦



株式会社K2 Picturesは、映画製作ファンド「K2P Film Fund Ⅰ」のファイナルクローズを2026年1月末に設定することを発表しました。本ファンドは、日本映画の新しい生態系を創出することを目指しており、2024年にはフランスのカンヌで本格的な活動をスタートしました。

映画製作に向けた資金調達はすでに進行中で、12月3日には是枝裕和監督による漫画『ルックバック』の実写映画化が発表され、2026年に公開予定です。この作品は原作の持つ感動を映像化する試みで、多くのファンから期待が寄せられています。

さらに注目すべきは、ゆりやんレトリィバァが初の映画監督に挑戦する『禍禍女』が、2026年の2月6日に公開を予定していることです。この映画は新たな視点から物語が描かれるとのことで、若手クリエイターの成長を支えるファンドとしても意義深い作品となるでしょう。

現在、このファンドはすでに3作品の撮影を終えており、完成に向けた作業も進行中です。また、来年の春には新たに2作品を撮影予定で、合計7作品がラインナップされる見込みです。これにより、日本映画のシーンに新たな風を吹き込むことが期待されています。

資金調達の面でも、K2P Film Fund Ⅰは順調に進んでおり、11月28日には日本政策投資銀行から5億円の出資が決定しました。加えて、これまでにも多くの著名な企業がこのファンドに出資しており、三菱UFJ銀行やバンダイなど、多様な業界のサポートを受けています。これらの出資者たちがこのファンドに託す期待は大きく、映画製作という面白い挑戦に向けた動きが加速しています。

元々2025年内での締切を予定していましたが、この急成長に伴い、ファイナルクローズが2026年1月末に設定されました。残された期間は短いですが、K2Pは新たな映画製作のスタイルを提案しつつファンドの組成を進めていく意向です。

本ファンド製作作品の詳細



  • - 『禍禍女』
公開日:2026年2月6日
監督:ゆりやんレトリィバァ
脚本:内藤瑛亮
出演:南沙良、前田旺志郎他
公式サイトはこちら

  • - 『ルックバック』
公開日:2026年
原作:藤本タツキ「ルックバック」(集英社)
監督・脚本・編集:是枝裕和
公式サイトはこちら

このように、K2P Film Fund Ⅰは、日本の映画界に新たな魅力と刺激を提供するための重要な役割を果たしています。今後の動向に目が離せません。


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