オールライトDAY2025
2025-05-14 17:28:34

インクルーシブデザインの魅力を体験する「オールライトDAY2025@OSAKA」の開催

インクルーシブデザインの魅力を体験する「オールライトDAY2025@OSAKA」の開催



5月10日(土)、大阪・梅田のグラングリーン大阪北館3階「Blooming Camp」で「オールライトDAY2025@OSAKA」が初めて開催され、多くの参加者が集まりました。このイベントは、フェリシモが主催する「オールライト研究所」が中心となり、計5団体が協力して行われたもので、インクルーシブデザインのファッションや雑貨を通じて多様な個性の尊重を目指した体験型イベントです。

「そのままでいい、そのままがいい」というメッセージを広めることを目的にしたこのイベントには、障がいや苦手を抱える人も含め、幅広い層の参加者が訪れました。来場者はおよそ50名で、商品の試着や体験を通じて「実際に商品を見ることができて良かった」との声が多数寄せられました。特に参加者は、インクルーシブデザインに基づくファッションや雑貨がどのように工夫されているのかを実感し、その価値を再認識する機会となりました。

ブースでの展示と体験


参加団体はそれぞれ自らのブースで、様々な商品や体験を展示しました。フェリシモ・オールライト研究所は、裏表のないウェアや片手で着られるシャツ、アクセサリーなどを紹介。アルトタスカルではキッズ向けの前後裏表のない洋服「ぜんぶおもて」を展示し、PLAYWORKSでは「ロービジョン体験メガネ」を使った視覚障害者向けの体験が行われました。さらに、ミーツ・ザ・福祉は福祉関連の新喜劇や相談所、バリア探しに関する体験を紹介し、自社のアイテムがどのように活用されるかを示しました。

これらの展示を見た参加者からは「細かいところまで考えられていて面白かった」「今後もこういったイベントを続けてほしい」といった意見があり、皆がその価値を感じていました。

トークセッションでの交流


イベントの後半には、トークセッションも行われ、各団体の代表者が自らの活動やエピソードを披露しました。ファシリテーターとして株式会社ここにあるの藤本遼氏が参加し、PLAYWORKS株式会社のタキザワケイタ氏、NPO法人月と風と代表理事の清田仁之氏も壇上に登壇。それぞれの背景やインクルーシブデザインへの考え方について、参加者と共有する貴重な機会が提供されました。

社会とつながりを持つことの重要性


「オールライトDAY2025@OSAKA」は、ただの商品展示だけでなく、参加者が自由に商品に触れ、体験を通して新たな発見をする場となりました。参加者が「そのままでいい、そのままがいい」のメッセージとともに、社会とのつながりを実感し、それぞれの個性を大切にすることが如何に重要かを再認識する場となりました。

このイベントを通じて、インクルーシブデザインの価値だけでなく、参加者同士が積極的に交流する姿が見られ、ダイバーシティを理解し合う貴重な機会となったことが強調されました。今後もこのようなイベントが広がり、より多くの人が様々な体験を通して理解を深めることが期待されます。


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