新作バックパック「Blind Soccer Traveler」の魅力
マザーハウス(MOTHERHOUSE)は、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げ、視覚障がい者と健常者が共に活動できる社会を目指しています。そんなマザーハウスが、ブラインドサッカー日本代表選手と共同開発した新作バックパック「Blind Soccer Traveler」を発表しました。このバックパックは、視覚障がい者のニーズに応えつつ、一般の方にも使いやすいデザインとなっています。
共同開発の背景
ブラインドサッカーは、視覚障がい者がアイマスクを着用し、フットサルコートと同じサイズのフィールドで行う5人制サッカー。これまで、日本ブラインドサッカー協会(JBFA)とマザーハウスは2018年からこのスポーツを支援するための特別なプロジェクトを始めました。選手たちの声を反映したバッグも数多く開発してきましたが、今回の新作は特に実用性とデザイン性を兼ね備えています。
新バックパック「Blind Soccer Traveler」について
新作「Blind Soccer Traveler」は、特に大容量を求める声に応じて開発されました。ブラインドサッカー女子日本代表のキャプテン、若杉遥選手の要望が色濃く反映されています。彼女は仕事と練習を両立させている選手であり、普段から多忙な生活を送っています。「アクティブに使える大容量のバックパックが欲しい」という彼女の意見から、今回のプロジェクトが進展しました。
このバックパックは、持ち運びやすさを考慮し、上部ポケットが独立しており、内部を整理しやすく設計されています。両サイドには汚れや水に強い素材が使用されており、使用する際に安心です。雨の日でもアクティブに活動できるように、止水ファスナーも取り入れられています。
シンプルデザインと機能性
ビジネスシーンに適したシンプルなデザインでありながら、機能性も充実しています。両端のポケットには、飲料用のペットボトルや折りたたみ傘を収納できるスペースが確保されています。普段使いだけでなく、特別なシーンでも活用できるデザインです。
また、新たに発表されたミドルサイズのショルダーバッグも、大きな注目を集めています。このバッグは、500mlのペットボトルを楽に収納できるサイズ感で、お出かけ用に最適です。外部ポケットにはスマートフォンと折りたたみ傘を収納するためのスリットが設けられ、使い勝手も考えられた設計になっています。
社会貢献の取り組み
マザーハウスでは、これらの新商品が販売されるたび、売上の一部を盲目のサッカー普及に寄付しています。この取り組みは、一般財団法人インターナショナルブラインドフットボールファウンデーション(IBF Foundation)へとつながり、世界中のブラインドサッカー選手への支援が行われます。マザーハウスのバッグを手に取ることで、社会にも貢献できる一石二鳥の体験が得られます。
まとめ
マザーハウスの新作バックパック「Blind Soccer Traveler」とミドルサイズのショルダーは、視覚障がい者の声をもとに作られたアイテムで、実用性とデザイン性が融合した商品です。これからの季節のお出かけにはピッタリなアイテムであり、ぜひ体験してみてください。バッグを使いながら、社会への貢献も実感できる素晴らしい機会を提供してくれます。その魅力を、ぜひ多くの方に知っていただきたいと思います。