WOWOWとLogServer
2025-07-01 16:10:12

WOWOWが導入したMediaproxy「LogServer」で映像監視を革新

WOWOWとMediaproxyの新たな連携



最近、民間衛星放送局「WOWOW」が、オーストラリアに本社を置く映像収録・監視ソリューションのリーダー「Mediaproxy」と提携し、映像監視の新たな領域に足を踏み入れました。WOWOWの辰巳放送センターの刷新に伴い、「LogServer」という映像収録・監視ソリューションが2台導入されました。

このシステムは、WOWOWが運営する30チャンネルのHD映像を効率的に収録し、監視するために活用されています。特に、海外からの映像受信に際しては、伝送過程で発生するノイズを迅速に特定できるため、トラブルシューティングにおいて大きな助けとなります。PCブラウザをベースにしたユーザーインターフェースは使いやすく、問題が発生した際の迅速な再送信要請が可能です。これにより、少人数での運用が実現し、効率的な作業が可能となっています。

使いやすさと効率性



WOWOWの公式なコメントによると、「LogServer」の導入は、大量の回線を少数で運用するという新しい設備概念を実現したとのことです。ユーザー目線での機能実装や高いソフトウェア基盤が評価されており、将来的には他の機器との連携も期待されています。

Mediaproxyの最高経営責任者、エリック・オットー氏は、「WOWOW様からこの重要なプロジェクトに選ばれたことを大変光栄に思っています。日本市場への適応を進めており、WOWOW様との関係を長期にわたり維持できることを楽しみにしています。」と述べています。これは、WOWOWが革新を追求し、視聴者により良い体験を提供するための強い意志を示しています。

Mediaproxyとは?



Mediaproxyは2001年に設立され、放送業界に特化した統合ソフトウェアソリューションを提供しています。世界中のエンジニアたちが、24時間365日、テレビやラジオのライブ映像を収録・モニタリング・分析するために利用しており、最新の放送フォーマットや規格に対応しています。運用効率を高めるため、オンプレミスでもクラウドでも使用可能であり、ユーザーは使いやすいウェブブラウザやモバイルインターフェースを介してサービスを利用できます。

まとめ



WOWOWとMediaproxyの共同プロジェクトは、視聴者に対して新しい放送体験を提供するだけでなく、業界全体においても新たなスタンダードを設定する可能性があります。今後、WOWOWがどのようにこの新しい技術を活用し、視聴者に価値のあるコンテンツを提供していくのか、注目が集まります。日本の放送業界が新たな技術の導入によって、今後どのように変化していくのか、目が離せません。


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