幾田りらが待望の新曲「百花繚乱」のミュージックビデオ(MV)を2025年3月7日(金)22時にYouTubeで公開する。YOASOBIのボーカルとしても知られる彼女がこの楽曲のために、作品のテーマを考慮し魅力を引き出している。
この新曲は、TVアニメ『薬屋のひとりごと』の第2期オープニングテーマとして書き下ろされたもので、後宮の壮麗な世界観を生かしたミステリアスな展開が特徴的だ。幾田は、聴く人を魅了するために様々な音楽的アプローチを取り入れたポップチューンを完成させた。
さらに、MVは著名な写真家で映画監督の蜷川実花が手掛けたもので、彼女の個展「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」で全編の撮影が行われた。この特別なコラボレーションによって、鮮やかな映像美が表現された。
コンセプトの中心には、様々な色彩で彩られた花園や天井に施されたクリスタルの演出があり、視覚的にも非常に楽しめる仕上がりとなっている。まさに「百花繚乱」の名にふさわしい美しさを誇る映像となっており、この作品は多くのファンにとって期待が高まるものと言えるだろう。
また、明日3月8日(土)には、日本テレビ系の音楽番組”withMUSIC”で初めて楽曲をテレビで披露することも決定している。この番組では、アニメ映像と蜷川実花の個展で撮影された映像をコラボさせた特別なパフォーマンスが予定されており、見逃せないイベントとなる。
なお、シングル「百花繚乱」は、2025年3月19日(水)にCDとしてリリース予定で、完全生産限定盤、初回生産限定盤、通常盤の3形態が用意されている。特に完全生産限定盤には、アニメのために描き下ろされたイラストをあしらった豪華なデジパックが収められており、ファンにとっては貴重なアイテムとなる。初回生産限定盤や通常盤も蜷川による撮影写真が盛り込まれており、洗練されたパッケージが魅力だ。
CDには、昨年放送されたドラマ『パリピ孔明』で使用された楽曲「DREAMER」のセルフカバーも収録される。この楽曲は、上白石萌歌が演じるキャラクター“EIKO”に捧げられたものであり、ファンにとっての新たな楽しみとなるだろう。また、初回生産限定盤には、彼女の初の単独ライブ『SKETCH』の神奈川公演が収録されたBlu-rayも付属する。これには、特別ゲストとして参加した佐藤千亜妃との「線香花火」や、東京スカパラダイスオーケストラのホーンズとの共演「Free Free Free」も収められており、ファンにとって必見の内容となっている。
幾田りらの新しい挑戦と進化を感じられるこのリリースは、音楽ファンやアニメ視聴者にとって非常に楽しみなイベントであり、彼女の今後の活躍から目が離せなくなることだろう。公式YouTubeチャンネルでもこのMVをチェックし、新曲の世界観を楽しんでほしい。