KOBE WOOD Tシャツ
2026-09-01 15:14:49

神戸の森林資源をアップサイクルした新たな試み「KOBE WOOD Tシャツ」が誕生

神戸の新たな取り組み、アップサイクルから生まれた「KOBE WOOD Tシャツ」



2026年9月1日、神戸市と一般社団法人アップサイクル(大阪市)が、森林整備で搬出された広葉樹の枝葉をアップサイクルする事業連携協定を締結しました。この取り組みの一環として「KOBE WOOD Tシャツ」が制作されます。これまで有効活用が難しかった広葉樹の資源に新たな命を吹き込み、循環型社会の実現を目指すプロジェクトです。

アップサイクルの価値



一般社団法人アップサイクルは、リサイクル促進を目的に2023年2月に設立されました。提携企業や団体と共に、複合素材や未利用の間伐材を再資源化する「TSUMUGI」プロジェクトを推進しています。このプロジェクトでは、例えば、限られた活用法のある紙パッケージや間伐材を紙糸に変える取り組みを行い、汎用性のある製品に生まれ変わらせています。

神戸市の森林資源と「KOBE WOOD」



神戸市の森林の約90%は広葉樹林ですが、針葉樹と比べて利用方法が少なく、特に枝葉は整備地の土留め以外では役立てられずにいました。このような背景を受け、神戸市は2025年から「森の未来都市 神戸 推進本部」を設立し、神戸産の木材を積極的に活用するためのブランド「KOBE WOOD」を創設しました。これにより、森林の持続可能な管理とともに、地域資源の輪を広げることが期待されています。

新たな取り組みとKOBE WOOD Tシャツの魅力



今回、神戸市とアップサイクルが手を組むことで、広葉樹の枝葉を利用した「KOBE WOOD Tシャツ」が実現します。広葉樹は素材の特性上、繊維が短いため品質の安定が難しいのですが、神戸市内で回収された紙資源と組み合わせることでその課題を克服。アップサイクルを通じて得られたTシャツは、市民の皆さんに届けられるとともに、環境に配慮した製品としての意義を持つことになります。

製品は、70%が綿、30%が和紙とうたわれる紙糸で構成され、自然な優しい肌触りが特徴です。

協定内容と今後のスケジュール



この事業連携は2026年9月1日から2028年3月31日まで行われます。神戸市は、森林整備で発生した広葉樹の枝葉を提供し、アップサイクルはそれをもとに製品を制作して広報活動を展開します。初めの一歩として、2026年10月からは枝葉の提供をスタートし、関連イベントやSNSでの広報を行っていく予定です。とても革新的な取り組みであり、今後の展開がとても楽しみです。

結び



神戸市の取り組みを通して、地域資源の循環利用が進むことが期待されており、「KOBE WOOD Tシャツ」はその一環として大きな意味を持つ製品です。アップサイクルプロジェクトの成果を体感できるこのTシャツを通じて、環境意識を高め、持続可能な社会の実現を目指しましょう。


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