「ウーマン・イン・モーション」トークイベントが開催決定
2025年11月2日、東京国際映画祭の公式プログラムとして、ケリングの「ウーマン・イン・モーション」トークが、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われることが決まりました。このイベントには、高畑充希や中島健人をはじめ、著名なキャスティング・ディレクターのデブラ・ゼイン、プロデューサーの福間美由紀が登壇予定です。
「ウーマン・イン・モーション」とは
「ウーマン・イン・モーション」は、映画業界における女性の活躍を称賛し、特にその重要性を浮き彫りにすることを目的としたプログラムです。入場無料のトークイベントでは、映画監督の是枝裕和がオープニングスピーチを担当し、その後、映画およびテレビ業界でさまざまな分野においてお馴染みの顔が集まります。
このトークセッションは、来年3月に行われる「第98回アカデミー賞」でも新たに「キャスティング賞」が設立されることを受け、キャスティングの重要性について深く掘り下げる内容となる予定です。
経験豊かな登壇者たち
高畑充希は、映画や舞台だけでなく、テレビドラマでも活躍し、豊かな表現力で知られる女優です。最近では映画『怪物』や大河ドラマ「光る君へ」に出演し、ますますその存在感を強めています。
中島健人は、俳優業とアーティスト活動を両立させながら、Huluオリジナルドラマ「コンコルディア」では全編英語での挑戦もしています。彼の多彩なキャリアと才能は、国際舞台での活躍を約束しています。
デブラ・ゼインは、キャスティング・ディレクターとして数多くの名作を手掛けてきた実績を持ち、特に「アメリカン・ビューティー」や「ドリームガールズ」など多くの話題作に携わってきました。福間美由紀は、多岐にわたるプロデュースの経験を持ち、映画『ベイビー・ブローカー』での成功を収め、現在も新たな作品に取り組んでいます。
特別上映とキャスティングの歴史
加えて、このトークイベントに先立ち、特別上映として映画『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』が上映されます。この映画は、キャスティング・ディレクターの役割について探求し、その歴史的背景を提供します。
これまでの実績
「ウーマン・イン・モーション」は、2015年に始まり、以降、映画界のみならずアートの分野にも活動を広げてきました。過去4回の登壇者たちも多才で、寺島しのぶや蜷川実花、是枝裕和など、バラエティに富んだ人物が登場してきました。
トークイベントの申し込みは10月1日から開始し、先着順ではなく抽選での選出となります。これにより、多くの人々がこの貴重な機会に参加できるよう配慮されています。
このように、ケリングが主催する「ウーマン・イン・モーション」トークは、映画業界における女性たちの成功と挑戦を広く認識するプラットフォームとなっており、今後の展開に注目が集まります。未来の映画界に向けて、このトークが新たな視点やインスピレーションをもたらすことを期待しましょう。