ほっかほっか亭と武庫川女子大学が手を組んだプロジェクト
株式会社ほっかほっか亭総本部は、2024年11月から2025年2月までの期間、武庫川女子大学経営学部との産学連携プロジェクトを実施しました。この取り組みは、「ほっかほっか亭NEO!Z世代のZ世代によるZ世代のためのほっかほっか亭」と銘打たれ、主にZ世代をターゲットにした販促施策の企画・実行を目的として進められました。
Z世代を理解する
Z世代とは、1990年代半ばから2010年代初頭に生まれた世代を指します。彼らはデジタルネイティブであり、SNSを通じて情報を得ると同時に、自らの意見を発信することに長けています。そのため、企業がこの世代にアプローチする際には、彼らの文化や嗜好をしっかりと理解し、共感を得ることが不可欠です。
このプロジェクトでは、2つのチームに分かれ、アンケート調査やインタビュー、グループディスカッションを通じて、Z世代が求める価値やニーズを探求しました。こうした活動は、実際の販促策にも生かされ、大きな成果を上げました。
学内販売企画チームの活動
特に「学内販売企画」チームは、Z世代の視点を反映したメニューを選定し、ポスターやSNSコンテンツなどの販促資材も自ら手がけました。2025年4月には、武庫川女子大学のキャンパス内で、プロジェクトメンバーによる実地販売も行われ、多くの学生たちの関心を集めました。この販売は、Z世代のリアルな反応やフィードバックを得る貴重な経験となったでしょう。
カスタマイズ可能なお弁当の提案
もう一つのチームでは、現代のZ世代の嗜好を分析しながら、自由にカスタマイズできるお弁当メニューの開発を行いました。このアイデアは、個々の好みに応じた食事を提供することで、より多くの消費者の心をつかむ狙いがあります。現在、近畿地方の一部店舗で試験的に販売が開始されており、今後の展開が期待されます。
ほっかほっか亭の未来に向けて
今回の産学連携プロジェクトは、Z世代の特性を一番理解している彼らの手によって、多様な施策が生み出されました。このような取り組みは、ほっかほっか亭が今後も進化するための糧となるでしょう。
「お店で手づくり、つくりたてのおいしさ」を掲げるほっかほっか亭は、地域の「街の台所」として、今後も多彩な企画を通じてお客さまに喜ばれる品を提供していく計画です。
会社概要
株式会社ほっかほっか亭総本部は、1976年に埼玉県草加市に設立され、創業以来「炊きたて。できたて。お店で手づくり。」の理念のもと、地域密着型のビジネスを展開し続けています。
本社は大阪市にあり、現在日本全国に817店舗を展開。弁当の持ち帰りと宅配を主な事業内容としています。公式ウェブサイトやSNSを通じて、新しいメニューやキャンペーンの情報発信も行っています。
お弁当を通して地域の皆さまに安心と幸せを届けることを目指して、今後もさらなる進化を続けることでしょう。
公式ウェブサイト: ほっかほっか亭
公式Instagram: hokkahokka_tei
公式X: HokkahokkaP
公式YouTube: hokkahokkateihxy
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公式TikTok: hokkahokkateinoyukaiiii