ロマンチック・コメディ展
2026-04-20 15:16:24

早稲田大学演劇博物館が新たに企画するロマンチック・コメディ映画展

早稲田大学演劇博物館での特別企画展「千変万化する恋」



2026年5月15日から8月2日まで、東京都新宿区に位置する早稲田大学坪内博士記念演劇博物館にて、特別企画展「千変万化する恋 日本のロマンチック・コメディ映画の輝き」が開催されます。この展示では、日本映画が描き出してきた恋の多様な表現を掘り下げ、恋愛観や家族観の変化を明らかにすることを目的としています。

日本映画と恋愛の歴史


「恋愛」という概念が明治時代に新たな思想として広まって以来、日本の恋愛観は時代と共に変容を遂げてきました。昭和初期には、トーキー映画の普及により、映画は人々の生活や恋愛における見方を大きく影響するメディアとして成長を遂げました。展覧会では、演劇博物館が所蔵する多くの資料を基に、日本におけるロマンチック・コメディ映画の歴史を辿ります。

展示内容の概要


展覧会は複数の章で構成されており、各章には特定のテーマが設けられています。以下は、その一部を紹介します。

第1章: 新婚夫婦の恋のかたち


ここでは、戦前から戦後にかけて製作されたロマンチック・コメディを通じて、結婚生活における理想と現実の差を笑いに転化する映画の力を探ります。資料として、1933年の『花嫁の寝言』や1955年の『続おとこ大学 新婚教室』などが展示されます。

第2章: モダンガールの恋模様


1920〜30年代に描かれたモダンガールの恋愛がテーマです。モダンガールたちが自身の魅力を発揮し、愛を手に入れる様子を映し出した映画を紹介します。

第3章: 戦争と揺れ動くロマンスの行方


戦時下で抑圧された恋愛が、戦後に再び表現される過程を追います。戦争とその影響を受けた恋愛の移り変わりを学ぶ貴重な機会です。

第4章: 都会にきらめく恋


震災や戦災からの復興を背景に、都市で展開される恋愛を描いたコメディを紹介。華やかな恋物語が丸ごと体験できます。

第5章: ジェンダー規範の揺らぎ


ここでは、恋愛における女性のあり方に焦点を当て、戦後「恐妻家」とされるような女性像の変化にも光を当てます。

第6章: さらに千変万化する愛


1970年代以降の恋愛表象を扱い、メディアの変遷とともに変化した恋愛文化のあり方を振り返ります。

第7章: 小説から映画へ


沢田撫松や菊池寛など、恋愛映画の原作を手掛けた作家たちの作品にスポットを当て、日本映画の文化的な土壌を理解します。

第8章: 東アジアの映画とドラマのなかの恋


韓国、中国、台湾の映画やドラマを通じて、ロマンチック・コメディがどのように国境を越えているのかを探る章です。

まとめ


この展示は、ただの映画展示に留まらず、日本の社会史や文化背景についても深く考察する内容となっています。恋愛や結婚を通じて見えてくる時代の移り変わりを感じることができ、多くの観客にとって新たな発見が期待できることでしょう。入場料は無料で、ぜひともお楽しみに!


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