バビル2世の新たな魅力を掘り下げるDVD BOOK vol.3が発売

2025年5月2日、ぴあ株式会社より「バビル2世COMPLETE DVD BOOK vol.3」が登場しました。横山光輝氏の生誕90周年を記念した特別な一冊となっています。

『バビル2世』の歩み

「バビル2世」は、1971年に『週刊少年チャンピオン』で連載が始まり、瞬く間に多くの読者の心を掴みました。この作品は超能力バトル漫画の先駆けとして知られ、1973年にはアニメ化され、バビル2世が「3つのしもべ」と共に悪の超能力者ヨミと戦う様子が描かれました。アニメには水木一郎が歌う主題歌もあり、当時の子どもたちに大人気を博しました。

その後も、1990年代にオリジナルビデオアニメ化や再度のテレビアニメ化が行われ、現在まで愛され続ける作品となっています。

vol.3の見どころ

本巻では、主人公・古見浩一と同級生・由美子の再会が描かれ、浩一が由美子を守るために苦渋の決断を下す重要な展開が待ち受けています。また宿敵ヨミは、最新の兵器「V号」を完成させ、浩一との激しい戦いが繰り広げられることになります。舞台は北海道に移り、平和な日々を送る浩一のもとに悪影響が迫る様子が展開します。このように、緊迫感あふれるストーリーが魅力的に描かれています。

野田圭一の特別インタビュー

本書の特別な要素として、ロデム役を演じている声優・野田圭一へのインタビューが掲載されています。野田はロデムを演じるきっかけやキャラクター作り、さらには声優業に入った経緯について語っています。彼は、「今の子どもたちにも楽しめる内容だと思う」と話し、改めて本作への愛情を示しました。彼によるロデムの「しゃべるヒョウ」としての役作りの裏話も興味深い内容です。

貴重な資料と収録内容

このDVD BOOKには、様々な貴重な資料も多数含まれています。設定画やセル画ギャラリーがあり、ファンにとって見逃せない内容となっています。特に、野田圭一のインタビューや、氷川竜介のコラムなど、深い知識が詰まったブックレットが付属されています。

収録されているエピソードも豊富で、約4時間に及ぶ内容はまさに見ごたえ満点。話数には「赤ちゃんは超能力者」や「死霊からの招待」といった魅力的なタイトルが並びます。