東京富士美術館の西洋絵画400年展覧会開催！美術の教科書を体感しよう

美術の教科書とも言える展覧会

2025年4月12日から6月8日まで、名古屋市美術館で「珠玉の東京富士美術館コレクション西洋絵画の400年」が開催されます。この展覧会では、東京富士美術館の約3万点ものコレクションの中から約80点の選りすぐりの作品が展示され、西洋絵画の400年にわたる歴史を軽やかなタッチで振り返ることができます。サポートには名古屋市教育委員会や中日新聞社、東海テレビ放送が名を連ね、地域の文化を支えています。

西洋絵画の流れを知る

今回の展覧会の目玉は、そのコレクションの質と豊かさです。ルネサンス時代からロココ、新古典主義、さらには近現代の作品まで、幅広い時代をカバーしています。特に、ティントレットやアントニー・ヴァン・ダイクといった日本では珍しい巨匠の作品も見られる貴重な機会が提供されており、印象派の巨匠たち、モネやルノワールの秀作も合わせて愉しむことができます。

観客は、美術の教科書を手に取ったように、各時代の特性と流れを感じ取ることができるため、特に美術に興味がある方にとっては見逃せない展覧会となっています。。

複数のジャンルからの視点

絵画は単に時代やスタイルで分けるのではなく、「歴史画」「肖像画」「風俗画」「風景画」「静物画」といったジャンルごとに作品を分類している点が特徴的です。これにより、各ジャンルの美術的文脈や作品の深い理解を促進します。また、19世紀以降の作品については、「何を描くか」「どう描くか」という新たな観点から作品が紹介され、観客に新しい発見をもたらします。

撮影可能な展示

さらに、ほぼ全ての作品が撮影可能な点も魅力的です。スマートフォンやカメラでの撮影が許可されているため、訪問者は展示を楽しむだけではなく、後から見返したりSNSで共有したりすることができます。美術館を訪れる楽しみを倍増させる要素となっています。

開催詳細

展覧会の開催時間は、午前9時30分から午後5時までですが、金曜日は午後8時まで延長されています。毎週月曜日は休館ですが、特別な振替営業日も設けられています。

観覧料は、一般が1,400円、高校生・大学生が600円と設定され、特に中学生以下は無料で入場することができます。前売り券は2025年2月20日から販売が開始されるので、早めの購入をおすすめします。

また、特別な割引チケットも提供され、他の美術展とのセットチケットもお得な価格で用意されています。