「こんびず!」が描く日本の食とアニメの融合
2025年5月20日(火)、BS日テレのレギュラー番組「こんびず!~コンテンツ×ビジネス情報局~」では、特集テーマとして「日本の食」が取り上げられました。この回では、特に日本の食文化が様々な取り組みを通じて海外にどのように広まっているのかに焦点を当てています。
日本の食文化の国際化
近年、国内外でのインバウンド需要の増加により、日本の食はますます注目を集めています。日本食、特にそのユニークな食文化は、多様な輸出戦略の中で日本の重要な文化遺産とされています。また、政府も日本産の農林水産物や食品の輸出を強化するために、様々な施策を導入しています。この流れの中で、令和6年には「新たなクールジャパン戦略」が掲げられ、「食」と「アニメ」という2つの基幹産業が国際展開の重要性を持つことが示されています。
特に、JFOODO(農林水産省の関連機関)が推進するプロジェクトでは、日本の食とアニメを組み合わせたプロモーションが海外で展開されています。アニメは日本の文化を象徴する要素として、食文化と連携することでさらなる海外進出を図る狙いがあります。
米国での「転スラ」とのコラボレーション
JFOODOが2022年度より始動したプロジェクトは、2023年度には米国のアニメイベントでのブース出展を果たし、2024年度にはロサンゼルスで更なる展開を計画しています。特に注目されるのが、人気アニメ「転生したらスライムだった件」との連携です。このコラボレーションのもと、ロサンゼルスのリトルトーキョーでは、「Slime x Little Tokyo - The One Who Devours All J-Food」というキャンペーンが実施されました。
この取り組みでは、リトルトーキョー内の12の飲食店が日本産の食材を使用した特別メニューを展開し、参加者はスタンプラリーを通じて店舗を回遊できる仕組みとなっています。番組では、このキャンペーンの様子や参加者、飲食店へのインタビューを通じて、今後の食とアニメの融合がどのように進展していくかの洞察を得ています。
特集内容
「こんびず!」では、以下の特集が組まれました。
1.
日本食×アニメ: この新たなビジネスモデルがどのように進化するのか。
2.
日本の食文化を海外へ: 食文化が海外市場でいかに評価されているか。
3.
アジアで広がるMADE IN JAPAN: 日本品質の食品がアジアで受け入れられる様子。
これらの特集を通じて、視聴者は日本の食文化が持つ国際的な競争力について新たな視点を得ることができます。
番組情報
- - 番組名: こんびず!~コンテンツ×ビジネス情報局~
- - 放送日時: 5月20日(火)よる11時~
- - 放送局: BS日テレ
- - MC: 檜山沙耶
- - リポーター: 佐々木琴子(今手りほこ役)
まとめ
日本の食とアニメ。この両者の融合は、足し合わせた時、いかに強い力を発揮するのか。今回の「こんびず!」を通して、その一端を垣間見ることができるでしょう。日本の食文化が国境を越えて広がる未来を、ぜひとも見逃さないでいただきたいと思います。