愛車遍歴とラリー
2025-06-13 12:42:47

トヨタ・ランドクルーザー開発者が語る愛車遍歴とラリーの情熱

トヨタ・ランドクルーザー開発者が語る愛車遍歴とラリーの情熱



BS日テレの人気番組「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」では、6月14日(土)に特別なゲストを迎えます。その名は小鑓貞嘉(こやり さだよし)氏。彼は、あの世界的に有名なトヨタ・ランドクルーザーの開発責任者として知られており、その豊富な経歴と情熱的なラリーカーへの愛を語ります。

ラリーへの熱い思い



小鑓さんがトヨタに入社したのは1985年。最初はハイラックスに従事し、その後のキャリアはランドクルーザーに深く関わることになります。しかし、今回の放送での焦点は、ランドクルーザーではなく、彼が学生時代から長年愛してきたラリーカーです。小鑓さんは「クルマの目的が競技なので、何かに惚れて買ったというよりも、スペックですよね」と語り、ラリーカーの選択における理論的なアプローチを明らかにしました。

番組の中では、小鑓さんがどのようにして学生時代にラリーに目覚めたのか、初代トヨタ・カリーナを使ってどのようにカスタムしていったのかのエピソードも披露されます。自身の情熱を注いで作り上げたラリー仕様のクルマは、まさに彼の人生そのもの。

ラリーに捧げた人生



小鑓さんは、大学時代に自動車部に所属し、機械いじりが得意な父の影響を受けて自動車の世界に魅了されていきました。その後、ラリーに没頭し、さまざまなクルマに乗り換えながら、技術を磨いていきました。特に、カローラ・レビンやセリカGT-FOURでのラリーは彼にとって忘れられない経験です。中でも、性能向上を目指すために選んだ四駆のセリカは、当時300万円以上の高価な車でしたが、彼はそれに見合う価値を見出し、徹底的な軽量化に取り組みました。

「年間500万円はかけてますね」と小鑓さんが語るように、勝利を手にするためには多くの犠牲が伴いました。生活費を削りながら、クルマをローンで購入し、レースにかける情熱は凄まじいものがありました。彼の学生時代の食生活も、まさにその努力の証と言えます。

趣味と仕事の境界



彼のラリーに対する執念は、31歳の頃に一つの大きな決断を呼び寄せます。「趣味と仕事は分けないかん」。この言葉には、彼がラリー競技において真剣であったことが表れています。しかし、なんといっても彼はランドクルーザー開発者でもあるため、この特集ではかなり意外な展開が待ち受けています。収録時に小鑓さんはラリーカーの思い出を中心に語り、まさかのランドクルーザーにはほとんど触れなかったのです。おぎやはぎの小木博明が、「こんなの初めてじゃない?」と驚くような新鮮な内容となっています。

今後の展開



この日の収録は小鑓さんのラリーカーへの愛に焦点を当てていたため、次回は彼の専門分野であるランドクルーザーに焦点を当てる特別回も放送予定です。視聴者は、小鑓さんのクルマ選びの秘訣や彼の経験から得られる教訓だけでなく、今後のランドクルーザーの話も楽しみにできるでしょう。

この放送は、クルマが好きな人にとって必見です。小鑓さんのストーリーを通じて、クルマを愛することがどれほど情熱的な経験であるかを感じることでしょう。

番組情報


この番組は毎週土曜日の夜9時から放送されます。車を愛するおぎやはぎとともに、ゲストの愛車を見たり、聞いたりしながら、その人の人生が浮かび上がってくるカートークバラエティーです。 やがて、視聴者は自分自身の愛車への思いや、身近な人の愛車のエピソードに思いを馳せることができることでしょう。



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