「GREEN OCEAN」が誕生
2025-10-27 13:43:25

新たなクリエイター支援の場「GREEN OCEAN」が開設されました!

新しいクリエイターズレーベル「GREEN OCEAN」が始動



2025年10月27日、東映アニメーション株式会社(以下、東映アニメーション)、株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻企画開発研究室(以下、東京藝術大学)の三者が共同で設立したクリエイターズレーベル「GREEN OCEAN」について紹介します。この取り組みは、日本のアニメーション界に新たな風を吹き込むことを目的としており、若手クリエイターの育成に焦点を当てています。

クリエイター支援の重要性



近年、アニメーション市場は拡大を続け、政府も若手クリエイターへの支援を強化しています。東映アニメーションとDeNAは、すでに多くのプロジェクトを通じてクリエイターを支援してきましたが、より実践的な支援を行うために「GREEN OCEAN」を設立しました。このレーベルでは、クリエイターのパートナーシップを強化し、彼らの才能を育てる機会を提供します。

「GREEN OCEAN」の由来



レーベル名の「GREEN OCEAN」は、東京藝術大学出身のクリエイター・小田部羊一氏が『どうぶつ宝島』の中で描いた緑の海から着想を得ています。この名前には新たな発見や自由な発想を促す願いが込められています。レーベルは、クリエイター同士が出会い新しいクリエイティブが生まれる場として機能することを目指しています。

第1弾プロジェクトの発表



「GREEN OCEAN」の設立を記念して、川崎ブレイブサンダースのマスコット「ロウル」と組んだ特別映像『ロウルと名前のないものたち supported by 川崎ブレイブサンダース』がJR川崎駅の大型LEDビジョン「THE KAWASAKI VISION」で公開されます。このプロジェクトは、川崎の街をテーマにしたアニメーションで、観る人々に新たな発見を提供します。映像では「百鬼夜行」がモチーフとなっており、イラストレーター兼アニメーション作家の植草航氏が監督を務めています。

制作の工夫



映像制作では、通常のディスプレイとは異なる横長ビジョンを活かした新しいアプローチがなされています。駅通路の両側に設置された大画面にキャラクターが動き回り、通行人との連携を生み出すことで、より魅力的な視覚体験を実現しています。植草氏は、何度でも見たくなるような作品作りを目指し、様々な活動を展開してきた経験を活かしています。

関係者のコメント



レーベル設立に際し、関係者からは期待と意気込みが語られました。東映アニメーションの取締役鈴木氏は、クリエイター同士の出会いから新しいクリエイティブが生まれる環境作りの大切さを強調しました。DeNAの田中氏はクリエイター支援の重要性と、その背景にあるコンテンツ産業の盛り上がりを踏まえ、今後の展開を楽しみにしていると述べました。また、東京藝術大学の岡本教授は、クリエイターの自由な発想を活かす場を用意できることにワクワクしていると語りました。

今後の展望



「GREEN OCEAN」は、今後も様々なプロジェクトを展開し、クリエイターの成長機会を広げていく予定です。行政や他の企業とも連携し、アニメーション産業の発展と文化振興を目指した取り組みが続いていきます。

「GREEN OCEAN」の詳細や今後のプロジェクトについては、公式サイトをぜひご覧ください。クリエイター支援の取り組みに注目が集まっています。公式サイト:GREEN OCEAN公式サイト


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