04 Limited Sazabys、子どもの頃の夢を叶える特別なワンマンライブ「YON EXPO'25」
2023年11月、待望のワンマンライブ「YON EXPO'25」が4年ぶりに開催されました。この特別なイベントは、TOYOTA ARENA TOKYOという新しい会場で行われ、ファンにとっては忘れられない2日間となりました。
「YON EXPO」とは、04 Limited Sazabysが開催する特別なワンマンライブであり、様々な演出とともに、出演者、そしてファンが共に楽しむ最高の「お祭り」を目指しています。GENが表現するように、これはまさに“大人の文化祭”。会場内では、ライブが始まる前から射的やダーツなどのアミューズメントエリアが用意され、さまざまな飲食ブースも登場。ファンはライブの合間に楽しむことができました。
テーマはカーレース、迫力のオンステージ
今回の「YON EXPO'25」のテーマはカーレース。レーシングチーム「YON RACING」として登場した4人のメンバーは、「F-04 Grand Prix」というレースに挑み、会場は熱気に包まれています。特にステージセットにはチェッカーフラッグ柄の巨大ゲートやピットが登場し、ライブ全体がこのカーレースのコンセプトに基づいて構成されています。
オープニングムービーがGENの問いかけで締めくくられると「Every」とともにライブがスタート。レーシングスーツを身にまとった4人が次々と曲を披露し、観客は早くも熱狂の渦に巻き込まれます。3曲目の「swim」ではクラウドサーフィンやモッシュが生まれ、4曲目の「kitchen」では会場が一体となって大きく揺れ動きます。この瞬間こそがライブの醍醐味です。
その後も、「Galapagos」「Galapagos II」やJUDY AND MARYのカバー「mottö」などが続き、音楽のクオリティーは一切落ちることなく、フロアは熱気で溢れました。楽曲が進むにつれて、観客の声援も力強さを増し、まるでバンドと一体となって生み出されるエネルギーが感じられました。
スピード感あふれる後半戦へ
幕間の映像では、メンバーがレースクイーンと飲み過ぎるというユーモアが盛り込まれており、観客は笑顔を浮かべながら再度後半戦に突入。GENの東京に対する思いを「Night on」に乗せて届けると、暗い会場を流星群のような演出が照らし出します。このときのオーディエンスの大合唱は、非常に感動的な瞬間でした。
ライブの終盤では、「Letter」や「hello」など、ファンへの感謝の気持ちを込めた楽曲を次々と披露し、GENは「みなさんのおかげで楽しいです」と語りかけました。「一緒にこの人生、まだまだ先に進んでいきましょう」と呼びかける中、フロアからは大きな拍手が巻き起こりました。
そしてラストスパートでは「Horizon」と「Squall」を駆け抜け、ライブ本編を締めくくります。続いてのアンコールでは、先ほどの映像に続き「Terminal」や、最後の「Give me」を観客と共に作り上げ、「YON EXPO'25」を見事に完結させました。
特に最後の念は、「フォーリミの日、2026年4月4日(土)は空けておけ!」という意味深なメッセージが含まれており、来年のイベントに対する期待感が膨らみます。04 Limited Sazabysが描く未来を楽しみにしつつ、来年の続報を待ちたいですね。