2025年のコンビニおにぎり人気調査結果
一般社団法人おにぎり協会による、2025年のコンビニおにぎり人気調査の結果が発表されました。この調査は、1年間の売れ筋商品についての分析を通じて、おにぎりのトレンドを明らかにすることを目的としています。特に注目されたのは、定番商品の強さと、価格上昇にも関わらず支持を受け続けていることです。
定番具材の強さが影響
調査によると、コンビニ4社の通年人気ランキング結果では、ツナマヨが1位に輝いています。上位に入ったのは、鮭や昆布など、昔から親しまれている味の具材です。2024年と比べて価格が上昇している中でも、ツナマヨは堅実な人気を維持しています。これは、味のイメージがつかみやすく、多くの人々に支持されているためであり、特に忙しい日常において早く満足感が得られる選択肢として重宝されていることが挙げられます。
ボリューム感の定着
また、近年ではプレミアム商品も人気を集めており、ローソンでは高付加価値の商品の取り扱いが好調です。特に、サイズアップした「大きい系」のおにぎりが成長してきました。消費者の中には、少ない回数で満足できるようにと、ボリューム感を重視する傾向が見えてきています。他のコンビニ各社でも、この流れに乗った商品展開が進められています。
新たな低価格帯おにぎりの台頭
一方で、材料費の高騰が続く昨今、低価格帯のメニューが増加しています。特に、海苔を使わない混ぜ込みおにぎりなどが登場し、コストパフォーマンスを重視する消費者のニーズに応えています。これまでツナマヨがお手頃おにぎりの代名詞でしたが、中価格帯に位置付けられるようになった今、低価格帯の商品が多様化し、選ばれる理由が増えています。
冷凍おにぎりの進化
さらに、冷凍おにぎりの市場が拡大していることも注目です。冷凍商品は食品ロスを削減しつつ、物流効率を向上させることに寄与します。ローソンではこの流れを受けて冷凍おにぎりの販売を大規模に進めると同時に、ファミリーマートも同様の方針を打ち出しました。冷凍おにぎりは消費者にとって便利さとコスト面でのメリットが多いことから、今後のさらなる普及が期待されています。
今後の市場の行方
この調査結果から見えてきたのは、定番商品が更なる進化を遂げる一方で、価格競争や商品ラインアップの多様化が進んでいるという点です。おにぎりを通じて、日常的な食事の選択肢が広がっていく中で、消費者の期待に応える商品展開が求められています。今後も、おにぎり協会の動向には注視し、多様なニーズに応えることができる市場の動きを見逃さないようにしたいところです。
この調査は1月から12月までの全体像を把握するもので、2026年にも同様の調査が行われる予定です。おにぎりの未来に期待が膨らむ中、コンビニ各社の戦略に目が離せません。