文喫六本木で行われる発酵をテーマにした特別論演会

文喫六本木とBS朝日のコラボイベント

2025年7月2日に六本木の「文喫六本木」にて、発酵文化を深く学ぶ特別プログラムが開催されます。このイベントは、BS朝日の人気番組「バトンタッチ SDGsはじめてます」が主催し、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんとSDGsマガジン「ソトコト」の編集長・指出一正さんをゲストに迎えて行われます。

番組とイベントの概要

「バトンタッチ SDGsはじめてます」は社会的課題に取り組む人々の姿を追ったドキュメンタリー番組で、2020年4月から放送されています。これまでに300人以上の挑戦者を取り上げ、視聴者に向けて「明日から一歩踏み出そう」というメッセージを届けてきました。今回、その理念を体現するイベントとして、「文喫」は新たな知識との出会いの場を提供します。

発酵の魅力を探るトークセッション

イベントの第一部では、小倉さんと指出さんが「発酵する地域と私たち」というテーマで対談を行います。発酵食品が日本の食文化においてどのような役割を果たしているのか、また発酵の考えが地域社会にどう活かされているのかなど、多彩なトピックスが議論される予定です。

特に、発酵という言葉には、食の面のみならず、あらゆる物事が時間をかけて成長していくことを示唆する意味も含まれています。この深い哲学が、社会のさまざまな側面にどのように関連しているのかを探る意義深いセッションになるでしょう。

小倉さんが日々訪れる全国各地の発酵文化の魅力や、地域の食文化を支える人々について語ってくれるので、参加者にとっては新たな視点を得る良い機会となるはずです。

体験型の選書ワークショップ

第二部では、リアル参加者限定の選書ワークショップが行われます。今回のテーマである「発酵」に関連する書籍を通じて、参加者それぞれが「あなたの発酵」について考え、探求していく場です。興味深いテーマに基づいた書籍を選び、他の参加者と共有することで、自身の理解を深めていくことができます。

特設コーナーと商品販売

イベント開催に先駆けて、文喫六本木内には特設コーナーが設けられます。ここでは小倉さんと指出さんの著書、および「バトンタッチ SDGsはじめてます」に出演した方々の著書が展示・販売されます。さらに、小倉さんがプロデュースした「発酵デパートメント」の商品も販売予定です。

このイベントは、発酵をテーマにした新しい知識との出会いを提供する機会となることでしょう。文化を楽しみながら、持続可能な社会への一歩を踏み出すきっかけとなること間違いなしです。