東京宝塚劇場に新たな緞帳が寄贈
2023年10月23日、東京宝塚劇場に新たに寄贈された緞帳が、劇場の舞台を華やかに彩ることが発表されました。セイコーウオッチ株式会社によるこの新しい緞帳は、2016年から使用されていた旧緞帳に代わるもので、長い年月を経て新たなデザインへと生まれ変わりました。
緞帳は「移ろいゆく時の本質」というテーマでデザインされ、そのコンセプトは、森羅万象と共に動き続ける「時の流れ」と、二度と訪れない一瞬の美しさを表現しています。新緞帳は、使用されている200色以上の織り糸によって、複雑で繊細なグラデーションが施されており、舞台の演出や照明によって見るたびに異なる表情を見せることが期待されています。
新しい緞帳は、ぜひ観劇の際にその美しさを実感してください。サイズは高さ9メートル、間口24メートル、重さは約1,000キログラムと、迫力あるサイズ感でも登場します。制作は株式会社阪急建装、その製作にはSUMINOE株式会社と丹後テクスタイル株式会社が関わっており、さらなるクオリティが求められています。
「宝塚歌劇の舞台に、時の流れを表現することができる緞帳を寄贈できたことを誇りに思っています」と、セイコーウオッチの執行役員、種村清美氏はコメントしています。彼女は続けて、「この緞帳が宝塚の舞台演出と共に観客に感動を与え、長い時間にわたって親しまれる存在になればと願っています」と語りました。
和と洋が織り交ぜられた独特の美しさを持つ新緞帳は、宝塚の華やかな世界において重要な役割を果たすことでしょう。公演の際にはその新しい緞帳が、美しいストーリーの始まりを告げる役割を果たすことになります。
この素晴らしい緞帳をぜひ生で体感していただきたい。その美しさを間近で見れば、観客としての期待感も一層高まることでしょう。観劇の際には、この新しい緞帳に注目し、時の流れと、美の変化を感じ取ってみてください。
お問い合わせ先
新緞帳についての詳細やお問い合わせは、セイコーウオッチ株式会社のカスタマーサービス(グランドセイコー)までご連絡ください。
電話番号 : 0120-302-617(通話料無料)
この新たな緞帳が舞台の新しい伝説を紡ぐことを楽しみに、宝塚のファンだけでなく、多くの観客がその美しさに出会う日を期待しています。