Onitsuka Tigerがパリに旗艦店を開店、新たな香水も発表

Onitsuka Tiger、パリにグローバルフラッグシップストアをオープン

日本発のファッションブランドOnitsuka Tigerが、7月3日(木)にパリのシャンゼリゼ通りにグローバルフラッグシップストアを開設しました。これはブランドにとって新たな挑戦であり、ファッションとスポーツ、伝統と革新が交錯するコンテンポラリーな店舗です。

シャンゼリゼ通りの魅力に包まれた店舗

新しい店舗は2フロアで展開され、「イエローコンセプト」を基に設計されています。Onitsuka Tigerの特長であるランウェイコレクションや、日本製デニムを使用した「DENIVITA™」、スタイリッシュなフットウエアなど、多彩な商品が取り揃えられています。建築を手掛けたのはStudio Dini Cataldiで、日本の美とパリの洗練が融合した空間が作り出されています。

店内には、打ちっぱなしのコンクリートや鮮やかなイエローのガラスが使われ、ブランドのメッセージが明確に表現されています。中央には最新コレクションがディスプレイされ、来店者は目を奪われることでしょう。

カフェコーナーでの特別な体験

店舗の1階には「Café Onitsuka Tiger」も併設されており、和の要素を取り入れたスぺシャリティドリンクや、パリの遊び心を加えたスナックが楽しめます。五感を刺激するカフェは、Onitsuka Tigerのライフスタイルを反映した、一風変わった体験を提供します。

文化との共生を目指して

庄田良ニカンパニー長は、この新店舗がパリの文化や歴史と調和し、地域に愛される存在となることを目指していると語っています。地元への敬意を忘れずに、ブランドのアイデンティティを保つことが重要だと強調しました。

限定モデルの販売とオープニングイベント

オープンを記念して、スペシャルモデル「MEXICO 66TM NM（NIPPON MADE™コレクション）」も販売されます。多彩なヘリテージモデルやアパレル、バッグやアクセサリーもラインナップされ、ショッピングを楽しめる空間が広がります。

さらに、オープニングイベントではミシュランスターシェフ手島竜司氏を招いたディナーパーティーも開催され、ONITSUKA TIGER EAU DE PARFUMにインスパイアされた特別な料理が提供されました。

ブランド初の香水も発表

さらに、Onitsuka Tigerはブランド初となる香水を発表し、「静かな輝きをまとう」といったテーマで4つの香りを展開します。これらは伝統と革新を融合させ、調香師のMark Buxton氏によりプロデュースされました。

香水の発売は2025年秋頃からを予定しており、南フランスのプロヴァンス地方で手作業で生産され、豪華なデザインのボトルに収められます。これらの香りはOnitsuka Tigerのブランドアイデンティティを強く体現しています。