サンパウロに新スタジオ開設！Sideがブラジルでの事業拡大を加速

Sideが南米に新スタジオを設立

2025年5月26日、ブラジルのサンパウロでゲーム開発サービス企業「Side」が新たなスタジオをオープンしました。このスタジオはブタンタの中心部に位置しており、今後12ヶ月でスタッフ数を2倍以上に増やす計画です。これは、南米で業界の成長を目指す多くの人々にキャリアの新しい選択肢を提供することを目的としています。

Sideの成長戦略

SideのCEO、デボラ・カークハム氏は、サンパウロに進出した理由を強調しました。「当初から市場への参入と成長を目指しており、前年比50%の成長を達成した今、我々の目標は実現しました」と語ります。Sideは2024年にサンパウロへ進出し、当初10人未満だったチームが現在は200人以上に成長しています。この成長を伴い、新しいスタジオが必要になったことが、新たな雇用機会の拡大を支えています。

新スタジオでは、品質保証（QA）、アート、共同開発に関するサービスの提供が進められ、さらなる人材の採用が計画されています。100人以上の新規雇用が予定されており、地域の間で選ばれる人材を育てることが重要視されています。

成功の要因

サンパウロでの成功の背景には、優秀な人材を採用できたことが挙げられます。Sideアメリカ地域のオペレーションを担当するセバスチャン・ビッシュ副社長は、「ここで得た成功は、優れた人材によるものです」と力強く語りました。そして、別のフロアを借りる計画も進行中であり、さらなる規模の拡大が期待されています。

Razerとの提携

さらに、今後1年でのサンパウロチームの発展が予測されています。ゲーム業界で有名なブランド「Razer」との提携により、高度な品質保証テストツールの開発が始まる予定です。この提携は、QA自動化を進め、効率的な運用と市場投入までの時間短縮を目指しています。

Sideのグローバルリブランディング

2025年はSideにとって革命的な年です。3月にはグローバルリブランディングを行い、全サービスが統一されたブランドの下にまとめられました。これにより、各地域では地域特有のニーズに応じたサービスが強化される見込みです。

Sideについて

Side（旧PTW）は、ゲーム開発とサービスに特化したグローバル企業であり、これまでも多くの大手ゲーム開発会社にクリエイティブなソリューションを提供してきました。2009年に日本で設立され、現在では14か国に20以上のスタジオを展開。アート制作からローカライズ、データセットの提供まで、さまざまなサービスを展開しています。公式サイトはこちらからご覧ください。

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