小松菜奈が魅せるファッションの歴史を辿るオンライン展覧会
2025年7月18日(金)午後7時7分から、LA MUSEUMでは『1950s - 2010s History of Modern Fashion Design』展の一環として、特別なオンライン展覧会が開催されます。この展覧会では、1960年代から2010年代にかけて発表された54点の歴史的衣服が展示され、世界中の多様な文化からインスパイアを受けたファッションが一堂に会する機会となります。観覧は無料で、イギリス、フランス、アメリカ、ベルギー、日本など、異なる国々で活躍する才能豊かなデザイナーたちの作品を楽しむことができます。
今展覧会では、マネキンにならず、実際の俳優である小松菜奈を起用し、彼女が“マネキン”の役割を果たします。独自のポーズでファッションを纏う彼女の姿は、衣服自体の持つシルエットやデザインの魅力を引き立てます。生きた人体を用いることにより、従来の静的なマネキンによる展示とは一線を画した、活々としたファッションの表現が実現するのです。この新しいアプローチは、ヴァーチャルミュージアムならではの特性を活かし、今後のファッション展示の可能性を広げることでしょう。
展覧会の準備では、2025年の1月に行われた3D撮影が行われ、フォトグラファーE-WAXによるドキュメンタリー写真に収められました。この撮影の様子を捉えた写真集『LA MUSEUM NANA KOMATSU』も発売され、先行予約販売が2025年7月16日(水)午後7時7分から8月3日(日)午後11時59分まで行われます。特に限定表紙の特別版がLA MUSEUM Online Storeにて販売され、通常版は9月下旬に登場予定です。
写真集は税別7,000円で、202ページの内容となっており、225 x 150 mmのサイズです。ファッション愛好家にとって、貴重な資料となること間違いなしです。
LA MUSEUMは、オンラインでの様々な衣服の展示を行うことに特化したミュージアムです。第二次世界大戦後に変化し続けるファッションを記録し、デジタルデバイスを使って誰でも簡単に鑑賞できるシステムを整備しています。運営母体であるLAILAと共に、世界中のコレクターが持つ数万点もの衣服や装飾品を3D技術で撮影し、全世界に公開しています。これにより、ファッション愛好家や美術館好きを新しい視点で楽しませることができます。
特に注目すべきは、ファッションデザイナーやアート学生にとっての貴重なインスピレーション源として機能することです。大学や専門学校と連携して、学生を展示会に招待するプランも用意しています。また、NFTを用いた特別なプロジェクトや、ファッションの専門家とのコラボレーションも支援されています。
ファッション業界における商業主義の影響を超え、LA MUSEUMでは「Art of Fashion」に焦点を当て、自己表現の場としてのファッションの真髄を伝えることに力を注いでいます。2024年7月1日にオープンしたこのオンラインミュージアムは、未来のファッションデザインをより意義深く、価値あるものへと導くための貴重な場を提供しています。
公式サイトやオンラインストアも準備されており、詳細は以下のリンクから確認できます。
この新たな試みに多くの方に参加し、ファッションの魅力を直に感じていただくことを期待しています。