新作ミュージカル発表
2026-01-01 00:36:33

わらび座創立75周年記念ミュージカル新作『黒紙の魔術師と白銀の龍』発表

わらび座創立75周年記念新作ミュージカル『黒紙の魔術師と白銀の龍』の発表



2026年5月5日(火・祝)に開幕する新作ミュージカル『黒紙の魔術師と白銀の龍』が、わらび座の創立75周年を記念して上演されることが決まりました。この作品は、2021年の第62回講談社児童文学新人賞を受賞した鳥美山貴子氏の原作を基にしたフィギュアシアター形式のミュージカルです。

作品の概要


本作は、秋田県仙北市に位置するあきた芸術村わらび劇場にて、2026年5月5日から11月22日までの約7か月間にわたり、100回以上の公演が予定されています。主に子どもたちや修学旅行生をターゲットにし、年間約1万人以上の観客に舞台を届けることを目指しています。わらび劇場は「生活に感動を。いのちに芸術を。」という理念をもとに、地域文化を大切にした自主制作作品の創出に力を入れています。

内容と魅力


この新しいミュージカルは、主人公悠馬が黒いとかげを捕まえ、気がつくとそれが紙の生き物に変わる不思議な物語です。彼の冒険がどのように展開されるのか、折り紙が動き出す様子は、観客を驚かせることでしょう。原作の魅力がそのまま舞台に蘇り、命が宿った折り紙たちがどのようにストーリーに関わるのか、多くのファンが楽しみにしています。原作者の鳥美山貴子氏も、自らの作品が舞台になることに対し、期待を寄せています。

クリエイター達と挑戦


今回のミュージカル制作には、著名なクリエイターたちが集結しました。脚本を手掛けるのは高橋亜子氏で、演出には栗城宏氏が携わります。また、音楽には八幡茂氏、振付には新海絵理子氏が参加し、美術には宮本博司氏が担当します。さらに、人形劇の専門家である沢則行氏が人形美術と操演指導を行い、新たなフィギュアシアター形式の制作を実現します。

フィギュアシアターとは、役者や人形、そしてさまざまなオブジェクトが舞台上で一体となり、融合して表現する新しいスタイルの演劇です。この独自の形式を通じて、観客に驚きと感動を届けることを目指しています。

公演の詳細


公演は2026年5月5日から始まり、11月22日まで約100回にわたり続きます。チケットは2026年3月5日から発売予定で、温泉宿泊者や団体は先行予約が可能です。お求めはあきた芸術村予約センターまでご連絡ください。

この壮大なプロジェクトは、わらび座の75年の歴史を彩る新たな一歩となるでしょう。観客が折り紙の魔法と共に、勇気と冒険心を感じるこのミュージカルをお見逃しなく!

詳しい情報は、公式サイトやSNSで随時更新される予定です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。


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