N響オーチャード定期 2025/2026<魅惑の映画音楽>
株式会社東急文化村が主催する『N響オーチャード定期2025/2026』が、映画音楽をテーマにした全4回シリーズをお届けします。このシリーズでは、往年の名作映画や最近のヒット作から、心を打つ美しいメロディが流れます。2025年11月に始まるこのシリーズは、映画音楽の魅力を極上のサウンドで体験できるチャンスです。テーマ曲には『愛と哀しみのボレロ』や『ゴジラ』『スター・ウォーズ』『ハリー・ポッター』など多彩な作品が揃い、誰もが楽しめるプログラムとなっています。
開幕公演の詳細
2025年11月2日、Bunkamuraオーチャードホールでの第134回公演では、『ゴジラ』のテーマでシリーズがスタート。指揮者は広上淳一氏が務め、ピアノには小林海都氏を迎えます。曲目には、伊福部昭のSF交響ファンタジーやモーツァルトのピアノ協奏曲、第1番ラヴェルによる「ボレロ」など多彩な作品が含まれており、各セクションの名手たちのソロも楽しめる内容です。
名曲の饗宴
2026年1月11日には、『のだめカンタービレ』や『2001年宇宙の旅』に使用された名曲をベルリン・フィルも指揮するトゥガン・ソヒエフ氏のタクトで演奏します。この公演では、ベートーヴェンの交響曲第7番や、ロッシーニの『どろぼうかささぎ』序曲など、映画とクラシックの親和性を存分に堪能できます。特に、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」の演奏では、映画『地獄の黙示録』の迫力あるシーンが思い浮かびます。
クラシックの美しさ
続く2026年4月19日の第136回公演では、モーツァルトとマーラーの作品を通じて、映画『愛と哀しみの果て』と『ベニスに死す』の美旋律を楽しむことができます。指揮はN響の首席指揮者ファビオ・ルイージ氏をはじめ、他の魅力的なソリストとの共演も見逃せません。
ジョン・ウィリアムズの世界
最後を飾るのは、2026年6月28日の第137回公演。オール・ジョン・ウィリアムズとして知られる名曲の数々が堪能できる内容です。指揮は原田慶太楼氏が担当。『スター・ウォーズ』や『E.T.』、『ハリー・ポッター』といった、世代を超えて愛される作品を思い起こすメロディが、オーケストラによって生き生きと表現されます。このコンサートでは、映画が持つ力強さと美しさが両方楽しめるでしょう。
特別な体験を提供
各公演前には、N響のメンバーによるロビーコンサートも開催されます。このイベントでは、近い距離で演奏を楽しむことができ、N響のメンバーの素顔も垣間見ることができる特別な機会です。観客との距離が近く、初めての方でも安心してクラシック音楽に触れていただけるデザインとなっています。
お得なシリーズ券
2025年6月14日から8月3日まで、全4回券をお得に購入できるシリーズ券も販売されます。この機会にぜひ、魅惑の映画音楽の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。チケットはBunkamuraチケットセンターや店頭にて購入可能です。
最後に、文化を楽しむためのヒントを扱った連載記事や、Apple Music Classicalでのプレイリストもぜひチェックしてください。映画とクラシックの素晴らしいコラボレーションが織りなす音楽の旅を堪能する絶好の機会です。お見逃しなく!