感覚過敏にやさしい制服「やさしいワイシャツ」に半袖バージョンが新登場!
カンコー学生服株式会社は、感覚過敏の特性を持つ子どもたちに寄り添った制服「やさしいワイシャツ」の新作、半袖モデルの販売を開始しました。今回の新作は、全国17のカンコーショップで展示・販売され、直接手に取って体感できる機会が提供されています。これは特に、猛暑の影響で早い時期から必要になる夏服を意識した新たな取り組みです。
やさしいワイシャツとは
「やさしいワイシャツ」は、感覚過敏や敏感肌、アトピー肌の子どもたちが快適に着用できるように、素材やデザインに特別な配慮がなされています。これまでの制服では、「丈夫さ」や「透けにくさ」を追求するあまり、感覚過敏を持つ子どもたちにとっては逆に不快感をもたらしてしまうことが多々ありました。実際に、耐久性のある生地が硬く感じたり、襟元やカフスの固さが肌に不快感を与えたりするという声が届いていました。
こうした声に応える形で、カンコー学生工学研究所は、感覚過敏専門家の加藤路瑛氏との共同開発を進め、試着会やヒアリングを重ねて「やさしいワイシャツ」を完成させました。2023年にテスト販売を行った後、このシャツはますますの人気を得て、2024年には「第18回キッズデザイン賞」を受賞するなど多くの反響を呼び、さらなるニーズに応じて半袖モデルが誕生しました。
半袖モデルの特徴
半袖モデルの特長は、以下の通りです:
1. 通常の半袖に比べ、袖丈を短めに設定。腕を曲げた時に肘の内側に袖口が当たりにくいため、着心地とフォーマル性を両立。
2. 袖口と裾は外側に折り返すデザインで、肌面をフラットに。縫い目やタグは肌に触れない設計です。
サイズと素材
半袖モデルは、SSからELまでの幅広いサイズ展開があります。素材にはハイグレードな綿100%を使用しており、家庭での洗濯も可能です。販売は2026年3月より随時開始される予定です。
体験会の重要性
製品が発売される前には、試着会が実施されています。参加者から寄せられた声には、「肌触りがよく、襟元が柔らかいので着やすい」といった具体的な感想があり、実際にどのように感じるかを体験することができる大切な機会として評価されています。これまでも度々実施され、多くのフィードバックが次の製品改良に活かされています。
共同研究者の紹介
加藤路瑛氏は、13歳で感覚過敏研究所を設立し、様々な課題解決に取り組んでいる若きリーダーです。自身の経験を基にして、感覚過敏に悩む子どもたちに向けた商品やサービスを展開し、啓発活動にも力を入れています。
最後に
カンコー学生服は、1854年に創業以来、子どもたちの快適な学生生活を支える制服を提供し続けています。「やさしいワイシャツ」は、その進化を象徴する製品と言えるでしょう。親子で選びやすい環境を提供することで、感覚過敏のお子さんにも安心して着てもらえるユニフォームが広がることを期待しています。