2025年度 ACY アーティスト・フェローシップ助成の採択者が決定!
アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)が、2025年度のアーティスト・フェローシップ助成の採択者を発表しました。これは2016年度から実施されているプログラムで、今年度で10回目を迎え、国内外からの申し込みがあり、その中から4名のアーティストが選ばれました。本助成の目的は、アーティストの創作活動を支援し、キャリアの形成を促進することです。
採択されたアーティスト
今回、助成を受けることが決定したのは、以下の4名です:
1.
Aki Iwaya
アーティビストであり、人々の集まりや対話を探究する活動をしています。彼は、社会に向けて意義あるアートプロジェクトを行い、また「VS?collective」として国際的な友人関係を築く活動も展開しています。
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2.
城戸 保(Kido Tamotsu)
日常の風景を通じて光の現象や色の交差を探求する写真作家です。彼の作品は、視覚的な不思議を追求し、写真に絵画の技法を取り入れることで新しい表現を模索しています。
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3.
小林 勇輝(Kobayashi Yuki)
現代美術家で、身体を通じた表現を大切にしながら、自由や平等についての問いかけを行うパフォーマンスアーティストです。複数の文化や社会的現象と交差する作品を生み出しています。
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4.
安田 葉(Yasuda You)
神奈川出身で、子ども時代の記憶に基づいたアートを制作しているアーティストです。デジタル化による文化の衰退に対抗し、さまざまな国で得られたインスピレーションを基に立体作品やインスタレーションを発表しています。
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これら4名のアーティストには、100万円の助成金に加えて、横浜市内のコミュニティに滞在しながら創作活動を行うための多様なサポートが提供されます。特に横浜の文化や歴史を深投して交流を図ることで、地域社会と結びついた新たな価値の創出が期待されています。助成金の使用は、すべてアートプロジェクトの実現に向けた具体的な計画に基づいて行われます。
支援内容
採択されたアーティストには、以下のような支援が与えられます:
- - 助成金(100万円)
- - 各種相談・情報提供
- - ネットワークの活用
- - 滞在拠点における活動支援
- - プロモーションに関する支援
- - 記録冊子の作成
選考にあたっては、独自性や地域性、実現性が重視されました。審査員は芸術分野で幅広い知識を持つ専門家が揃い、各アーティストの独創的な取り組みについて厳正に評価しました。
可能性に満ちたアーティストたち
本プログラムは、アートと地域文化の相互作用を深めるための貴重なステップでもあります。これから横浜でどのような新たな文化が生まれるのか、期待が高まります。地域社会の魅力を引き出し、アートを通じた新たな持続可能な価値の創出が進むことを願って止みません。