ジャパン・カルチャー・デイズ 盛況
2025-02-18 12:00:24

サウジアラビアで開催された日本文化の祭典「ジャパン・カルチャー・デイズ」の成功

サウジアラビアの「ジャパン・カルチャー・デイズ」が盛況のうちに閉幕



2025年1月23日から2月8日まで、サウジアラビアのダーランに位置するアブドゥルアジーズ王世界文化センター(Ithra)で、日本の伝統文化を紹介する国際交流イベント「ジャパン・カルチャー・デイズ」が17日間にわたり開催されました。来場者数は38万人を超え、国交樹立70周年を迎える日本への高い関心を反映するイベントとなりました。

日本のアニメや現代文化が人気を集めているサウジアラビアですが、本イベントを通じて、日本の伝統文化への興味が強いことも証明されたのです。イベント期間中は、日本料理をはじめとした伝統工芸の実演、生花や書道のワークショップなど、多様なプログラムが用意され、来場者が多角的に日本文化を体験する機会が提供されました。

駐サウジアラビア日本国大使の森野泰成氏も参会し、展示を鑑賞したりアーティストと交流し、日本とサウジアラビアの文化的結びつきの重要性を強調しました。

Ithraの文化交流プログラムの特徴



Ithraのカルチャー・プログラムは、異国の文化を紹介し、多様な世代や興味を持つ人々が参加できるインタラクティブな体験を提供しています。2020年から始まった「カルチャー・デイズ」は、各国の文化を紹介するイベントとして定期的に開催されており、これまでにベトナム、エジプトをテーマにしたプログラムも行われました。

今年の「ジャパン・カルチャー・デイズ」は高い評価を受け、訪れた人々は日本文化の深い魅力に触れることができました。Ithraは異文化交流の架け橋として、2018年の開館以来、その役割を果たし続けています。

注目のプログラム



和太鼓演奏グループ「DRUM TAO」の公演



イベントの目玉として、世界的に有名な和太鼓集団「DRUM TAO」が初となるサウジアラビア公演を行いました。彼らは伝統的な和太鼓演奏に美しいメロディーや現代的な振付を取り入れ、観客を魅了しました。会場には歓声が響き渡り、特に子どもたちとの交流が印象的でした。

プログラムの内容



  • - 着物展: 明治、大正、昭和時代の着物が展示され、日本の着物文化の魅力が紹介されました。古き良き日本と現代性が融合している様子が伺えました。
  • - 日本車展: クラシックカーから最新のコンセプトカーまで多彩な車両が展示され、日本の自動車産業の魅力を伝えました。
  • - メタバース体験: 仮想空間での「東京への旅」を楽しめる企画もあり、先進的な体験を提供しました。
  • - 映画上映: 日本の映画7作品が特別上映され、ディスカッションやQ&Aセッションが行われました。

ワークショップとトークセッション



書道、寿司作り、生花、和菓子作りなど、日本の伝統芸術に触れる15のワークショップが開催され、参加者たちは実際に手を動かして日本文化を体感しました。また、日本文化についてのディスカッションも行われ、サウジアラビアの視点から見た日本の文化を深める機会となりました。

結論



「ジャパン・カルチャー・デイズ」は、サウジアラビアでの日本文化への理解を深めるだけでなく、異なる文化との交流の重要性を再認識させる成功を収めました。Ithraは今後も、国際的な文化交流の場として様々な取り組みを継続していくことでしょう。参加者たちは、新たな文化への扉が開かれたことを実感し、未来のイベントへの期待が高まりました。


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