書店業界の新たな挑戦!演劇『百秘本物語』の上演が決定
この夏、全国の注目を集める書店「天狼院書店」が、演劇に挑戦することになりました。その名も『劇場版 百秘本物語』。新たな試みに意欲的な姿勢を見せる天狼院書店は、書店業界が直面する衰退の波を乗り越えるべく、「本だけではなくその先の体験を届ける」というコンセプトを基に、このプロジェクトを立ち上げました。
1. プロジェクト概要
『劇場版 百秘本物語』は、7月17日(木)から21日(月祝)まで、渋谷のミヤシタパークにある「天狼院カフェSHIBUYA」で上演されます。公演は、4000円というリーズナブルな料金で提供され、オンラインでの観劇や、最終日には他店舗でのライブビューイングも行われる予定です。
2. 「百秘本物語」とは
『百秘本物語』は以前からInstagramやYouTubeで公開されていたショートムービーシリーズです。囚われた少女たちが本を読み終えるたびに鳴り響く不気味な音声が印象的なこのシリーズは、彼女たちの謎の姿を描いたものです。ショートムービーはYouTubeチャンネルで随時公開されており、非常に高い視聴率を誇っています。
本作は、その続編として舞台演劇としての展開が期待される作品です。映画で描かれた未解決の謎やキャラクターたちの運命は、舞台上でさらなる深みを見せることでしょう。
3. 演劇の背景と意義
このプロジェクトの背景には、代表の三浦崇典が語る「アナログの価値の再認識」があります。デジタル化が進む現代社会において、演劇の“The live experience”が持つ特別な価値を再確認する機会として位置づけられています。引き続き書籍の販売を行いながらも、アナログ体験を強調することで、書店が提供できる新たな価値を提示します。
4. 出演者とその魅力
公演には、様々な経験を持つ豪華なキャストが集結しています。女優の藤咲めぐみ、悠木紫真、下口ひなな、石綿大夢など、若手実力派が揃い、彼女たちの演技を通じて物語がどのように展開されるのかに注目が集まります。
特に、物語の重要因子でもある「石綿大夢」が、その形で物語にどのような影響を与えるのか、期待が高まります。
5. 書店としての新たな挑戦
書店は時代の変化に適応しなければなりません。天狼院書店は、単なる本の販売にとどまらず、講座や様々なイベントを企画運営し、ユーザーに新たな体験を提供することでその役割を強化しています。そして、もともとの「秘本」と呼ばれる独自の書籍販売形態が新たに演劇と結びついていくのは、書店の可能性を感じさせる一歩です。
6. 結論
『劇場版 百秘本物語』は、演劇と映画が融合した新しい形のストーリーテリングです。この独特な体験を提供できる天狼院書店をぜひ体験してみてください。観客として、この新たな挑戦を目の当たりにすることで、新しい価値観を見出せるかもしれません。
公演の詳細やチケット情報は公式ホームページで確認できます。ぜひ、今夏、渋谷での新たな物語の幕開けに立ち会いましょう!