音楽で世代を超える!「ParoTone」が万博で魅せる新しいバンド体験
日本が誇る大阪・関西万博が2025年に開催される中、「eMotto株式会社」が提案する新たな音楽体験が注目を集めています。それは、同社が開発した「挫折しない楽器 ParoTone」を使用した多世代バンドによるステージ発表。このバンドは、20代から70代までの様々な世代が一緒に演奏することを目的にしており、音楽を通じた世代間のコミュニケーションの架け橋を築いています。
「ParoTone」とは
ParoToneは、初心者でも演奏が容易にできるように設計された楽器です。従来の楽器には挫折するリスクが多いのですが、ParoToneはそのハードルを大きく下げ、どんな人でも音楽を楽しむことができます。この楽器はピアノに比べて習得が早く、音楽の楽しさを体感できる要素が詰まっています。
社会的背景と音楽の役割
近年、地域のつながりが薄れ、特に高齢者の孤独が問題となっています。音楽は人と人をつなぐ力を持っています。この観点から、eMottoはParoToneを通じて、地域社会でのコミュニティ形成を目指しています。コロナ禍で自宅で楽器を始めた人も多い中、挫折の原因となる要素を取り除くことで、誰もが楽しめる音楽環境を提供します。
バンド結成
ParoToneバンドは、2024年8月に結成され、東京都江東区で定期的に練習を行ってきました。メンバーは、楽器経験が少ない50代以上の方々が中心で、彼らの音楽を楽しむ姿勢がコミュニティを活性化させていきました。練習を重ねる過程で、メンバー同士のつながりが深まり、音楽を通じたコミュニケーションが新たな喜びを生んでいます。
大阪・関西万博での発表
そしてついに、2025年4月26日(土)に大阪で行われる関西万博にて、ParoToneバンドのステージ発表が行われます。このイベントでは、11時から30分間の発表が予定されており、ParoToneの体験ブースも設けられる予定です。子供から高齢者までが楽しむことのできる音楽の「共通言語」を通じて、万博のテーマである「いのち輝く未来社会の実現」に寄り添った演奏が期待されます。
バンドメンバーの声
バンドメンバーからは感動の声が上がっています。「念願のジャズの曲をお客さんの前で披露できる日が待ち遠しい。音楽を通じて新しい仲間ができ、自分の限界を広げることができた」と語る70代の和田さん。また、「家族の中で楽器ができない自分でも、ParoToneに出会い、挑戦する勇気が湧きました」と話す近藤さんの言葉からは、音楽がもたらす影響の大きさがうかがえます。
今後の展開
ParoToneバンドは引き続き定期的に練習を行い、今後も多くのイベントを通じて音楽を楽しむ機会を提供していく予定です。特に高齢者が活躍できる場を提供し、参加者が一緒に楽しむことのできる空間づくりをしていきます。音楽活動に興味がある方々には、バンドメンバー以外でも参加を歓迎し、初心者でも安心してチャレンジする場をつくることに力を入れています。
まとめ
ParoToneはただの楽器ではなく、世代や経験を超えて人々をつなぐ力を持つものです。音楽の力を通じて、人々はより豊かなコミュニケーションを図ることができ、楽しい経験を共有することができます。関西万博での発表は、その成果を多くの人々と分かち合う素晴らしい機会です。日々の練習を大切にしながら、これからも音楽の楽しさを広めていく活動にご期待ください。