銀シャリ鰻の旅と「アースヒューマン」に寄せる思い
お笑いコンビ「銀シャリ」のメンバーである鰻和弘さんが、海外一人旅を通じて感じたことや学びをエッセイとして発表しました。そのエッセイは、雑誌「波」10月号に特別に掲載され、今回はWEBでも公開されています。鰻さんは36歳から毎年海外へ旅をし続けており、現在までに訪れた国は10か国を超えました。旅の目的はユニークで、その名も「アースヒューマン」。これは、さまざまな国の文化や感覚を吸収し、地球全体を感じられる人間になるという鰻さん自身の造語です。
一人旅の醍醐味とは?
鰻さんは、旅のスタイルとして一人旅を選んでいます。彼にとって一人で旅をすることは、自分自身を見つめ直すきっかけにもなり、訪れる先々での思いがけない出会いや発見を楽しむ方法でもあります。例えば、リスボンやカイロといった異文化の地で、さまざまな人々と交流し、その土地ならではの風景や文化を直接体感することが、彼にとって貴重な経験となっているのです。
鰻さんは、そうした体験を通じて日本の文化に対する理解も深めています。海外での新たな発見や経験が、日本の面白さを再認識する助けになるといいます。彼が出合った文化や人々の中から、どのように日本の文化が相対的に見えるのか、興味深い考察をしています。
「アースヒューマン」を目指して
「アースヒューマン」という目標は、単なる観光や旅行の枠を超えた、深い旅の意味を持っています。異文化に触れることで、鰻さんは自己成長を遂げ、自分の価値観が広がるのを感じるそうです。旅という行為を通じて、自分の知らない自分に出会い、新しい視点を手に入れることができるというのです。
鰻さんは、SNSを通じて旅の様子をリアルタイムで発信しています。それは、彼の旅の魅力や「アースヒューマン」の考えを多くの人に伝える手段でもあります。投稿に寄せられるコメントや反響は、彼にとって新たな挑戦への背中を押してくれる要素ともなるでしょう。
エッセイ公開に寄せる思い
特別に公開されるエッセイは、鰻さんが海外一人旅で感じた醍醐味や発見、そして自分自身の変化を初めて綴ったものです。このエッセイを通じて、読者には旅をすることの魅力や、地球という広大な舞台における人間の存在意義が伝わることでしょう。
「アースヒューマン」という言葉は、まだ多くの人々には馴染みがないかもしれません。しかし、鰻さんはその概念を広め、普段の生活の中で感じることのできる「地球人としての一体感」を大切にしています。彼のエッセイが、みなさんにとっても何かのインスピレーションとなれば幸いです。
最新号「波」11月号には、旅エッセイの続編も掲載されていますので、ぜひそちらもご覧ください。旅を通じて広がる様々な文化や人の心に触れてみてください。鰻和弘さんの思いが詰まったエッセイは、あなたの旅への興味をさらに掻き立てることでしょう。