De+LAX初期3作品のデジタルリマスター配信開始
1980年代後半からの日本の音楽シーンに多大な影響を与えたバンド、De+LAXが2月19日から初期3作品のデジタルリマスター配信を開始します。具体的には、彼らの1988年から1990年にかけてリリースされた『SENSATION』『NEUROMANCER』『KINGDOM』の3枚が、最新の技術でリマスターされています。これにより、当時の音の強度を現代のリスナーに再提示する機会が到来しました。
De+LAXの誕生と音楽的特徴
De+LAXは、1985年に宙也(ボーカル)、鈴木正美(ベース)、京極輝男(ドラム)を中心に結成され、バンドのメンバーはその後も代わり、音楽スタイルも進化を遂げていきました。1988年には榊原秀樹(ギター)、高橋まこと(ドラム)が加入し、同年にメジャーデビューを果たしました。彼らは、常に独自の音楽性を追求し続け、当時の流行やジャンルに流されることなく、独自の道を歩んできました。
特にデビュー作の『SENSATION』は、プロデューサーの佐久間正英の手によって、バンドの激しいエネルギーと独創性が凝縮された作品です。このアルバムでは、ライブで磨き上げられた楽曲がスタジオでの録音によって一層の輝きを増し、宙也のキャッチーで力強いボーカルが印象的です。また、鈴木のベースラインや京極のパーカッション、高橋まことのドラムが、De+LAX特有の緊張感を生み出しています。
成長する音楽世界
続く1989年の『NEUROMANCER』も佐久間正英が手掛け、バンドの音楽的スケールが大きく拡大します。この作品は、サイバーパンクをテーマにした音楽スタイルを確立し、聴く者を魅了するサウンドを生み出しました。さらに、全国ツアーを成功させることで、彼らは音楽シーンでの地位を確立しました。音楽のスタイルはサウンドの立体感と緻密なリズム感に満ち、そこに加わるギターやキーボードのメロディが、De+LAX独自の魅力を引き立てています。
1990年の『KINGDOM』では、鈴木正美自身がセルフプロデュースを行い、バンドの表現が完成を見ます。この作品には、最大のヒット曲「GLOBAL STREET」が収録されており、商業的成功とともに、彼らの作品の質感が明確に示されています。宙也の詩的な歌詞とメンバー全員の音楽的成熟が、アルバムを通じて感じられるのが特徴です。
音楽の魅力を再体験
これらの作品を通して、De+LAXは独自の確固たる姿勢を持ち続けました。「どこにも属さない」というスタンスは、楽曲の制作やサウンドにおいても強く表れています。宙也の情熱溢れるボーカル、榊原の色彩豊かなギター、リズム隊の迫力は、いま再度聴き直す価値があります。
今回のデジタルリマスター配信は、単なるアーカイブではなく、これらの音楽的軌跡を再発見するチャンスでもあります。30年以上の時を経ても変わらないその音楽の力強さを、ぜひ一度体感してみてください。新たに生まれ変わったDe+LAXの音楽を聴くことで、未来のリスナーたちがこの名曲たちの真価を理解する手助けとなるでしょう。
配信の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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