『るる島の秘密』
2025-01-28 10:52:24

影絵と人形の夢の共演が生み出す『るる島の秘密』の魅力

影絵と人形の夢の共演が生み出す『るる島の秘密』の魅力



2025年3月22日と23日、東京都台東区の雷5656会館ときわホールにて、影絵劇団のかかし座と韓国の人形劇団ArtStageSANの共同制作となる情感あふれる作品『るる島の秘密』が初上演されます。この二つの名劇団によるコラボレーションは、視覚的な魅力と感情の深さを組み合わせ、観客に忘れ難い体験を提供することを目的としています。

国境を越えるエンターテイメント



『るる島の秘密』は、影絵劇と人形劇が融合した作品です。この舞台の最大の特長は、言葉をほとんど使用しないため、国境や言語の壁を超えて、すべての人々に楽しんでもらえるという点です。セリフが少ないため、どんな国の観客でも共感し、物語に引き込まれることでしょう。

舞台上では、人形たちが命を宿ったように生き生きと動き、影絵とのコラボレーションによって描かれるのは、少女と黒猫のファンタジックな冒険です。この世界観は、観客を夢の中へと誘い、心温まる物語の中で感情を豊かに育んでくれます。

技術の結集



影絵劇団かかし座とArtStageSANの両団体は、それぞれの特技を駆使してこの作品を創り上げています。かかし座は、日本で最も古い影絵劇団としての伝統を背負い、その技術を独自に発展させてきました。1952年の創立以来、国内外で多くの公演を行い、観客を魅了してきました。一方のArtStageSANは、韓国の議政府を拠点に、舞踊や映像を融合させた舞台作品を数多く手掛けてきました。彼らの代表作「ダルレの話」は、22か国、85か所以上で公演され、国際的にも高く評価されています。

この二つの劇団のタッグによって、『るる島の秘密』は新たなアイディアと驚きがたくさん詰まった話題の作品となっています。高いレベルで譜面化されるそれぞれの表現力が、舞台上に命を吹き込みます。

公演情報



『るる島の秘密』の詳細な公演情報は以下の通りです。金曜日夜18時から始まる公演と、土曜日の午前10時半及び午後2時の三回となっています。会場は雷5656会館の5階に位置するときわホールです。

日時 開演 料金
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3月22日 18:00 一般 3,000円、子ども 1,500円
3月23日 10:30 & 14:00 一般 3,500円、子ども 2,000円

2歳以下は膝上鑑賞が無料で、全席指定となっています。チケットはアシテジ日本センターホームページまたは電話(045-872-2709)での予約が可能です。

アシテジの役割



一般社団法人アシテジ日本センターは、国際児童青少年舞台芸術協会の一部として、優れた海外作品を日本に紹介し、より多くの子どもたちに舞台芸術に親しんでもらうための機会を提供しています。この活動を通じて、海外の団体との交流も深め、将来的には多くの素晴らしい舞台作品が私たちの目の前に現れることでしょう。

『るる島の秘密』は、目に見えない障害を取り払い、本物のアートに触れられる貴重な機会です。ぜひ劇場に足を運び、この魅力的な物語の世界に浸ってください。


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