フィンランドのウイスキー革命、KYRÖ『Sauna Stories No.1』が日本上陸
フィンランドのクラフト蒸留所「Kyrö Distillery Company」が手掛ける世界初の“サウナ熟成ウイスキー”『Sauna Stories No.1』が、日本でのリリースを発表しました。この新製品は、フィンランドで誕生したユニークなウイスキー造りの手法を活かしており、その魅力はひときわ際立っています。
日本初上陸の背景
本商品は、キュロ蒸留所の創業10周年を記念して2024年に発表されましたが、現地での発売から1年の時を経て、ついに日本でも発売されることが決まりました。非常に限定された数量での展開となるため、多くのウイスキーファンが待ち望んでいる一品です。世界全体では1,908本の販売が予定されており、その中で日本向けの割り当てはわずか36本。これは、フィンランドのサウナ文化とウイスキー造りが見事に融合した、特別なクラフトウイスキーを体験する絶好のチャンスです。
商品詳細
- - 商品名: KYRÖ『Sauna Stories No.1』
- - 容量: 700ml
- - アルコール度数: 50.8%
- - 価格: 19,800円(税込)
- - 販売先: 有限会社八重洲長谷川酒食品
- - 販売開始日: 2025年7月7日正午(抽選販売)
テイスティングノートは、トロピカルフルーツやクリーミーなバニラ、スイカズラを感じる香りに、熟した果実の甘み、ホワイトペッパーの刺激、オークの風味が加わり、リラックスした中に深い味わいが詰まっています。飲むことで新しい発見をもたらす一杯として、多くのウイスキー通から期待が寄せられています。
サウナとウイスキー造りの新たなる融合
『Sauna Stories No.1』は、ライモルトウイスキーを特別なジャマイカンラム樽で熟成させ、さらに蒸留所内に新設された“サウナ室”で追加熟成するという革新的な手法が取り入れられています。このサウナ室では、余熱を活用し最大50℃まで温度を上昇させることで、ウイスキーが樽から複雑な香味成分を吸収し、余分な雑味を取り除くプロセスが行われます。これにより、リラックスと強さを兼ね備えた風味の中に深い調和が生まれるのです。
フィンランドのサウナ文化
フィンランドでは、サウナはただのリラクゼーションスペースではなく、生活の中に深く根ざした文化です。320万以上のサウナが存在し、様々な人々が集まりコミュニケーションを楽しむ“平等の空間”としても知られています。また、「サウナ外交」として、国際的な信頼構築の一助にもなっているのです。この文化を取り入れたウイスキー造りは、単なる商品を超えた意味を持っているとも言えます。
KYRÖ蒸留所のビジョン
Kyrö Distillery Companyは、ウイスキーを通じて人と人をつなぐことを目指しています。創業者のミッコ・コスキネン氏が述べる通り、ウイスキー通にも初心者にも新しい発見をもたらす一杯を提供することが、彼らの活動の根幹にあります。「自国の文化を反映したウイスキー造りは自然」との思いで、今後も独自の手法を用いた新しいリリースが予定されています。
注目の一品
『Sauna Stories No.1』はその特異性からも注目を集めていますが、今後もフィンランドのサウナ文化を絡めた新たなウイスキーシリーズが展開予定です。これはウイスキーの新しいストーリーを描く試みとして、ウイスキー業界に新たな風を吹き込むことでしょう。シンプルに味わうだけでなく、文化や哲学を肌で感じられる一杯が楽しめることは、飲み手にとって特別な体験となるはずです。
お問い合わせ
興味を持たれた方は、ぜひリカーズハセガワ本店にお問い合わせください。
有限会社八重洲長谷川酒食品
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