芥川龍之介生誕祭と特別なお菓子企画
2026年3月8日、文豪・芥川龍之介の生誕祭が田端文士村記念館で開催されます。この日、特に注目すべきは「芥川龍之介の嗜んだ味」という詰合せの販売です。この企画は、芥川が愛した和菓子や珈琲を現代に甦らせる試みであり、訪れる人々に彼の味覚を体験させる特別な機会となっています。
和菓子や珈琲の詰合せ
「芥川龍之介の嗜んだ味」は、数種類の和菓子と珈琲をセットにしたもので、当日は2種類の詰合せを用意。数量限定で、無くなり次第終了となります。訪れる全ての人々が手に入るチャンスを提供し、芥川が足繁く通っていた店の味を楽しむことができるのです。
芥川龍之介と船橋屋
特に注目したいのは、芥川が若い頃に愛した「船橋屋」のくず餅。中学時代、友人と共にくず餅を楽しんだエピソードが残っており、彼はその美味しさに惹かれて知らず知らずのうちに授業を抜け出してしまったことも。「本所両国」の創作の中で、船橋屋のくず餅が描かれています。
取り扱うお菓子
詰合せには、以下のアイテムが含まれます:
- - 喜作最中
- - 珈琲
- - くず餅
- - 桜もち または 八雲もち
これらは、芥川の好みを反映した特別な品々です。
芥川の思い出に触れる
この企画には、芥川の思い出が色濃く反映されています。彼は、鎌倉での生活中に「喜作最中」と親しい関係だった二代目当主・谷口喜作に手紙を書いて、自分好みの和菓子をリクエストしたこともありました。
また、カフェーパウリスタも彼の手紙に登場する待ち合わせ場所です。小説『彼 第二』にもその名が見られ、今では手軽に楽しめるドリップフィルターコーヒーが用意される予定です。このようにして、会場では芥川の時代の香りを感じることができることでしょう。
地獄変を題材にした公演
同日には、無料で「創作布袋戯 地獄変」の上演も行われます。これは、芥川の名作を元にした人形劇であり、アジアの伝統的な布袋戯とインドネシアの楽器ガムランを融合させた幻想的な舞台芸術です。芸術至上主義を貫く絵師とその周辺の人々がどのように描かれるのか、非常に楽しみです。
参加方法と注意事項
芥川龍之介生誕祭および和菓子の販売は2026年3月8日、12:00から16:00の間に行われます。場所は田端文士村記念館のエントランスロビー。JR田端駅から徒歩2分とアクセスも良好で、事前の申し込みが必要です。キャンセル待ちや当日券の用意はないため、参加をご希望の方は事前に申し込みを行うことをお勧めします。
この記念日の特別な企画にあわせて、ぜひ芥川龍之介の感性や美食を体感してください。