sis初ツアーファイナルが大成功
日韓合同オーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』から生まれた新ユニットsisが、2023年9月13日に神田明神ホールで初めての東名阪ツアー「あなたの街まで」の東京最終公演を大盛況に終えました。ヒャダインがプロデュースした彼女たちのデビュー曲『愛のバッテリー』をはじめ、全19曲を披露し、観客の心を掴みました。
ビンテージソングの魅力
コンサートは「世界のヴィンテージソングを歌い継ぐ」というテーマのもと、オープニングから古き良き洋楽の名曲『サタデー・ナイト』や『ロコ・モーション』が流れ、観客を一気に魅了しました。さらに、日本の歌謡曲も披露され、キャンディーズやザ・ピーナッツの楽曲によって、4人の美しいハーモニーが深く響き渡りました。この温かいコンサートの雰囲気は、会場のボルテージを一気に上げました。
ソロパフォーマンスでの個性発揮
ライブの中盤では、各メンバーが選んだ昭和の名曲をソロで歌い上げました。かのうみゆは松田聖子の『瑠璃色の地球』をしっとりと歌い上げ、あさ陽あいは『オリビアを聴きながら』を優雅に披露し、聴衆を惹きつけました。また、太良理穂子は『TAXI』を独自の表現で歌い、最後にMAKOTO.が『涙の太陽』を力強く届けました。
デビュー曲『愛のバッテリー』に関してはTikTokで多くのファンに支持され、メンバーがそのダンスを観客に直接指導する場面もあり、サビ部分で観客との一体感が生まれる瞬間が見られました。これにより、会場全体が一つとなり、打ち解けた雰囲気が醸し出されました。
ツアーを終えての感想
公演の終盤では、メンバーそれぞれがツアーを振り返り、心情を語りました。太良理穂子は「今日が一番緊張したけど、これからもメンバーと共に楽しい音楽を作りたい」と述べ、かのうみゆは「各地の美味しい食べ物やファンとの出会いを通じて、成長していきたい」と意気込みを語りました。あさ陽あいは「各会場での雰囲気が異なっていて、ツアーならではの体験ができた」と感じ入り、MAKOTO.は「私たちはまだ小さな花だけれど、ファンの皆さんの愛情で大きな花を咲かせたくて」とエールを送りました。
韓国ファンの熱気
この公演には韓国からのファンも多く訪れ、韓国語の声援や合いの手が何度も会場に響き渡る中、全18曲のファイナル公演が感動のうちに幕を閉じました。「国境を超え、世代も超える」というコンセプトが見事に具現化された今回のライブでは、sisの実力と魅力が強く印象に残りました。アンコールでは、9月にリリースイベントを行うことや、デビュー1周年を記念したワンマンライブも控えていることが発表され、ファンにとってますます目が離せない存在となることでしょう。
今後の活動にも注目
今回のツアーファイナルを経て、sisの更なる成長と活躍が期待されます。ヒャダインプロデュースによって彩られた彼女たちの音楽が、今後どのように進化していくのか、ぜひ注目していきましょう!