スロベニア国立バレエ団の山本健太が語る舞台の魅力
2026年の夏、バレエファン待望の『バレエアンサンブルガラ公演』が関西で開催される。この公演に出演するのが、スロベニア国立バレエ団リュブリャナのプリンシパルダンサー、山本健太さんだ。彼の踊りは、多くの人々に深い感動を与えるだろう。そんな彼にインタビューを行い、バレエ人生について、そして演じる『ハムレット』の魅力についてお話を伺った。
スロベニア国立バレエ団リュブリャナとは
山本さんはまず、スロベニア国立バレエ団リュブリャナの特徴について語ってくれた。「このバレエ団は、舞台芸術の裾野が広がる中で、クラシックバレエやネオクラシックを中心に様々な作品を上演しています。特に、ストーリー性の豊かな演目が多く、私たちの代表作には『ハムレット』や『華麗なるギャツビー』などがあります。」彼の言葉からその誇り高い歴史と、バレエ団の個性的なリパートリーが伺えた。
また、リュブリャナが詰まった自然と活気に満ちた街であると同時に、仲間たちとの強い絆で結ばれたバレエ団の生活が、彼にとってどれほど充実しているかも伝わってきた。「週末には友達とアウトドアに出かけることが多いです。リハーサルの後、バレエ団の食堂でみんなでリラックスしながら、たくさんの話をすることも楽しみの一つです。」
バレエを始めたきっかけ
この道に進むきっかけを尋ねると、山本さんは自らの経験をこう語った。「私がバレエを始めたのは、姉の影響でした。彼女が小さい頃からやっていたバレエを見て、自然と興味を抱きました。そして、バレエ教室に入るとおもちゃがもらえる夢を見たことがあって、なし崩し的に親に入れてもらったんです。」彼の話から、初めてバレエに出会った瞬間の幸福感が感じられた。
「スロベニアの文化を知ったのは、各国のバレエ団のオーディションを受けている中でのことでした。この国に足を踏み入れた瞬間に、ここに住む運命を感じました。オーディション中はすでに合格したつもりで取り組むほど、自分を信じていました。」
公演『ハムレット』の見どころ
今回のバレエアンサンブルガラでは、山本さんが『ハムレット』より特有のパ・ド・ドゥを踊ります。「この作品では、シェイクスピアの名台詞『To be, or not to be, that is the question』が重要なテーマです。私たちの表現には、狂気に駆られたハムレットと深い悲しみを抱くオフィーリアの感情が込められています。このデュエットでは、緊張感ある舞台設定の中で、二人の痛切なすれ違いが表現されます。」
山本さんの言葉からは、作品に対する強い愛情が溢れ出ていた。「観客の皆様には、踊りだけでなく、私たちが作り出す雰囲気やストーリーを楽しんでいただきたいと思っています。」舞台を通して、彼の内なる感情と思考がどのように表現されるのか、とても楽しみである。
最後にファンへのメッセージ
「日本でこの舞台に立てること、自分の地元で踊れることに感謝しています。出演者やスタッフとともに最高の舞台を作るために全力を尽くしますので、ぜひ観に来てください!」
山本健太さんの表現力豊かな舞台を観られる機会をお見逃しなく!
公演情報
- - 公演名: バレエアンサンブルガラ・関西公演
- - 日時: 2026年8月9日(日)
- - 会場: 神戸文化ホール 中ホール
- - プログラム:
- 第1部: バレエガラコンサート
- 第2部: 『白鳥の湖』より第2幕・第3幕
皆さんのご来場を心よりお待ちしています!