ローランドとニューバランスが拓く新たなスニーカーの世界
2025年8月8日、「TR-808」をテーマにしたスニーカー『808 Lite Tiago Lemos x Roland』が数量限定で発売される。このスニーカーは、ローランドとニューバランスのコラボレーションによって生まれたもので、特にスケーターのTiago Lemosのシグネチャーモデルとして注目されている。
スニーカーの進化
2014年に導入された元のモデル『808』を基に、今回の『808 Lite』はさらなる技術革新を遂げている。特に注目したいのは、従来モデルに比べて重量が64グラム軽くなり、より軽快な履き心地を実現している点だ。この軽量化は、スケートボードに求められる機動性とパフォーマンス向上に寄与している。
デザインの特徴
『808 Lite』は、ローランドの象徴的なリズムマシン「TR-808」の色彩を合わせたデザインが施されている。強烈なバスドラムの音色など、そのデザインは楽器としての存在感を際立たせている。特に、インパクトのある「N」ロゴは、モダンかつレトロな美しさを演出している。
技術的革新
このスニーカーには、フルレングスの“ABZORB”ミッドソールが搭載されており、着地時の衝撃を和らげる優れたクッション性を実現している。これにより長時間の使用でも快適さを維持することができ、スケートボーダーにとってはナイスタイミングのニーズに応える設計となっている。
発売日や購入方法
『808 Lite Tiago Lemos x Roland』は価格19,800円(税込)で、発売日は2025年8月8日。この日は「808 DAY」とも呼ばれ、ローランドが誇るTR-808を祝う日として、多くのミュージシャンやファンが交流する日でもある。この特別な日に合わせたリリースは、単なるスニーカーの販売に留まらず、音楽文化の一部として位置付けられる。
ブランドの背景
ニューバランスは1906年に設立され、スポーツとクラフトマンシップを通じて人々に力を与えてきた歴史ある企業である。一方、ローランドは1972年に設立され、電子楽器を中心に革新的な技術を追求してきた。両ブランドのコラボレーションは、音楽とファッションが交差する新たな文化を紹介する形となっている。
TR-808の影響
ローランドのTR-808は、1980年に発売されて以来、音楽制作のスタンダードとして君臨している。このリズムマシンは特にヒップホップやハウスミュージックの発展に大きく寄与し、現在も多くのアーティストによって使用され続けている。2019年には国立科学博物館に登録されるなど、その影響力は計り知れない。
まとめ
今後もローランドとニューバランスのコラボレーションには目が離せない。スニーカー『808 Lite Tiago Lemos x Roland』はその名の通り、音楽とスポーツシーンの融合を象徴する一足だ。発売日を楽しみに待ちながら、この新しい文化の波に乗っかって、あなたもスニーカーと共に音楽の旅を始めてみてはいかがだろうか。