2023年2月28日、東京都内のヒューリックホールで、国際平和都市千代田区宣言30周年記念イベントが開催され、アイドルグループSTU48から石田千穂、岡田あずみ、尾崎世里花、高雄さやか、中村舞、原田清花が参加しました。
イベントの内容
式典は第1部と第2部に分かれ、ヒューリックホールには多くの参加者が集まりました。第1部では「平和について世代を超えて語り合おう」というテーマのもと、広島市長や長崎市長から寄せられたビデオメッセージが上映されました。樋口区長や平和使節団の代表者たちと共に、STU48のメンバーが平和について意見を交わしました。
平和の継承について
尾崎世里花さんは、自身が学生時代に平和学習を通じて出会った合唱団「ひまわり」の活動に触れつつ、次世代への記憶の継承について語りました。「今、私にできることは、STU48として幅広い世代の方に戦争の悲惨さや平和について考えていただける存在になることです」と彼女は述べました。
石田千穂さんは、広島で生まれ育ちながら、小さい頃からの平和学習を経て、「歌の力を通じて平和を願い伝えていきたい」と語りました。一方、岡田あずみさんは、「広島県出身の一人として、被爆者の思いが若い世代にも届くことを願っています」と、その思いを綴りました。
平和コンサート
続く第2部では、平和コンサートが行われ、石田さんらSTU48のメンバーが舞台上でパフォーマンスを披露しました。特に注目されたのは、STU48の8thシングルである『花は誰のもの?』の合唱でした。楽曲の作詞者である秋元康氏からのビデオメッセージもあり、彼の言葉に感動が寄せられました。
コンサートでは、STU48メンバーが観客と共に『花は誰のもの?』を合唱し、平和は誰かに作ってもらうものではなく、私たち自身が持つ願いによって築かれることを再確認しました。未来に向かって夢を叶えるためには平和と笑顔が不可欠であることを、観客は心に刻みました。
トークセッション
この日、横山だいすけさんと一緒に行われたトークセッションでは、平和についてのさまざまな意見が交わされ、参加者は互いに学び合う貴重な時間を持ちました。イベント全体を通じて、若い世代が平和を考えるきっかけを作る大切な機会となりました。塾や学校など、今後もこのような取り組みが広がることが期待されます。
全体として、この30周年記念イベントは、平和の大切さを再認識し、未来に向けての希望をつなぐ貴重な瞬間となりました。