SAMANSA資金調達
2025-09-17 13:41:15

ショート映画の未来を拓くSAMANSAが7.4億円の資金調達を成功

SAMANSAが7.4億円を調達、ショート映画の未来を切り拓く



ショート映画配信サービス「SAMANSA」を運営する株式会社SAMANSAは、最近シリーズAラウンドにて、DG Daiwa Venturesをリード投資家として7.4億円の資金を調達しました。この資金調達により、同社の累計調達額は約11億円となり、海外展開や新たなコンテンツ制作の拡大に向けた一歩を踏み出しました。

新規投資家にはEX Innovation Fund、Cygames Capital、Apollo Capital、株式会社バンダイナムコエンターテインメント、株式会社Hakuhodo DY ONEなどが参加しており、今後の事業成長が期待されます。

SAMANSAのビジョンとプロジェクト



株式会社SAMANSAは、“映画を、自由化する。”をビジョンに掲げ、2022年にアプリをリリースしました。自身のプラットフォーム上で、字幕翻訳や予告編制作を自社で手掛ける体制を整えています。特にSNS上で配信した予告編が話題となり、1作品あたりの再生数が1億回を超えることもあったとのことです。

現在、600本以上のショート映画を北米やアジアを含む国内外に向けて配信中です。さらに国際映画祭での上映やエンターテインメント施設での配信を通じて、ショート映画を新たな形で楽しむ機会を提供しています。また、自社での企画や制作にも力を入れ、若手クリエイターの発掘と新しい知的財産(IP)の創出も行っています。

資金の使途



今回調達した資金は、次のような分野に重点的に投資される予定です:
1. SAMANSAプラットフォーム機能の拡充 - ユーザーエクスペリエンスの向上を目指します。
2. 海外展開の加速 - 特に英語圏への進出を強化します。
3. オリジナルコンテンツの制作とIP事業化 - 短編だけでなく中編、長編映画の制作も視野に入れています。

これらの施策を通じて、作品と観客を最適に結びつける仕組みを強化し、新たなヒットを生み出すことを目指しています。

投資家の期待



DG Daiwa Venturesのマネージングディレクター渡辺大和氏は、この資金調達をリードした背景について語ります。「SAMANSAは強力なクリエイターネットワークを持ち、今後も世界のユーザーに愛されるコンテンツを提供できると信じています。」とコメントしました。

EX Innovation Fundの水谷圭吾氏も「映像制作の多様性を重視し、SAMANSAが全球規模で成長することを期待しています。」と述べています。XTech Venturesの藤本崇氏も、ショート映画という新しいコンテンツフォーマットの成長に寄与していく意思を表明しました。

SAMANSAの未来



SAMANSAの代表取締役岩永祐一氏は、「映画の自由化」を目指し、ショート映画の可能性を広げることに全力を注いでいます。また、共同代表の遠山孝行氏も、ショート映画市場の確実な成長を実感し、より多様な鑑賞体験の提供を約束しています。

SAMANSAは、ショート映画に特化した配信サービスであり、月額490円で600本以上の作品を提供しています。30分以下で完結する作品は、日常の隙間時間に楽しむことができ、より身近に映画体験を楽しめる新たな文化を創出しています。

急速に変わりつつある映像コンテンツの市場において、SAMANSAは映画をもっと自由で身近なものにする挑戦を続けています。映画ファンとクリエイターの新たな出会いを提供するSAMANSAの今後に、ぜひ注目してみてください。


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