神楽坂「幸本」の特別イベントで年忘れを楽しむ
東京・神楽坂にある老舗料亭「幸本」で、年末を迎える特別なイベントが実施されます。お座敷芸の一つである「幇間(ほうかん)芸」を披露する「第24回神楽ごよみ」が行われ、参加者は東京の伝統的な花街文化に触れることができる貴重な機会です。
イベント概要
「幸本」にて開催されるこの特別なイベントでは、毎回幇間1名と神楽坂の芸者衆4名が共演し、美しい舞や楽しい会話で参加者をもてなします。特に特筆すべきは、2026年4月に予定されている「神楽坂をどり」のチケットを優先的に確保できる特典があることです。
これまでかなり閉じられていたこのイベントは、初めての方にもオープンにし、気軽に参加できるよう進化しました。大人一人あたりの参加費用は37,000円(税込)で、これはお座敷での席料や飲食費等をすべて含むお値段です。これにより、料亭の価格に不安を感じる方でも安心して参加することができます。
幇間芸の魅力
幇間は宴席で客と芸者の橋渡しをする“男芸者”。このイベントでは、櫻川七好氏と松廼家八好氏が特別出演し、軽妙な語りや技術を駆使して宴席を盛り上げます。現在日本に残る幇間はわずか6名とされ、その貴重さはさらに際立っており、多くの人にその魅力を経験していただきたいと考えています。
文化遺産を次世代へ
神楽坂がかつて700名以上の芸者を抱えていた時代から、現在はわずか18名に減少しています。このイベントを通じて、伝統文化である「幇間芸」を広めることができればと期待しています。さらに、「花街文化の入口」としての役割を果たし、より多くの人々に芸者文化の楽しさを伝えていきます。
参加方法とお問い合わせ
この年末の特別な集いの参加を希望する方は、事前に予約が必要です。詳細情報や予約については、電話でのお問い合わせが推奨されています。
- - 電話番号: 03-3260-1576
- - 公式サイト: 神楽坂幸本
神楽坂の花柳界の魅力を感じ、幇間の芸を見ることのできるこの特別なイベント。ぜひとも参加して、年末を華やかに彩る体験をお楽しみください。