よーじやグループの新たなる挑戦
2026年2月5日、よーじやグループの代表取締役である國枝昂氏がテレビ東京系の日経スペシャル『カンブリア宮殿』に登場し、同グループの新たな取り組みを紹介しました。この放送は、よーじやが「みんなが喜ぶ京都にする」というスローガンのもと、地域貢献とブランド再定義を目指す姿勢を強調する内容です。
直面した経営課題と新たなスタート
よーじやグループは、1904年に創業され、舞台化粧道具や日用品を取り扱う企業として、長い歴史を持っています。しかし、1990年代に訪れたあぶらとり紙ブーム以降、観光需要に依存した事業構造が経営に影響を与えるようになりました。主力商品であるあぶらとり紙の売上が伸び悩み、コロナ禍による観光客の激減が重なる中、公司的には厳しい局面を迎えました。
2019年に29歳で代表取締役に就任した國枝氏は、事業の根本を変える決意を固め、「脱・観光依存」を掲げ、ブランドの方向性を見直しました。京都のお土産から日常使いできる商品への進化を目指し、具体的な構造改革に挑んでいます。
商品開発と店舗展開
放送で紹介された新たな取り組みには、日常に寄り添うスキンケアアイテムや雑貨などの開発が含まれています。「十割蕎麦専門店 10そば」や「26(にーろく)ダイニング」など、若年層や地元客を意識したカフェや飲食店も展開されています。これにより、観光客だけでなく地元住民に愛されるブランドを目指しています。
「十割蕎麦専門店 10そば」は、500円から提供されるこだわりの十割そばを中心に、健康志向のメニューを揃えています。すでに京都と大阪に3店舗を展開し、リピーターを徐々に増やしています。また、「26(にーろく)ダイニング」では、京都の生産者によって提供される食材を使い、地域の魅力を再発見することを目的としています。これにより、今まで知らなかった生産者の魅力を広め、消費者が直接足を運ぶきっかけを作ることを目指しています。
地域貢献と未来へのビジョン
さらに、よーじやグループは地域への貢献にも力を入れています。2023年より京都を拠点にするスポーツチームのスポンサー活動を開始し、地域活性化に貢献しています。地元のプロサッカークラブ「京都サンガF.C.」やプロバスケットボールチーム「京都ハンナリーズ」との連携を通じて、地域コミュニティとの絆を深めています。
目指す未来
よーじやは、創業当初の精神に立ち返り、地元の方々にも愛されるブランドを再構築することを目指しています。さまざまな事業の展開を通じて、京都の魅力を発信し続けていく所存です。これからも新たな挑戦を重ねながら、地域貢献を果たしていきます。國枝氏の取り組みを通じて、よーじやグループは次の100年へ向けて成長していくことでしょう。地域に根ざした企業として、大切な役割を果たしていくことが期待されています。